何故?ここ何処?
駄文でも構わねえ!!って猛者なら、ばちこーい
走る走る走る。ちびっこボディで、怪しげな森の中を。
転ける転ける転ける。回転もおまけに付けてやる。
38歳鈴木紗和、現代日本の何処にでも居る至って平凡な、自宅警備員兼魔法使い……の筈であった。あるぇぇぇ?どうしてこんなことに?
何時もと変わらない日常を過ごしていた、筈であったが?何があった?謎だ。
いつの間にかいた森の中で現在、目玉が四つある、犬のような動物に追いかけられている。
「うぐぐっ……も…もう……ダメっ」
ちびっこボディだからか、自宅警備員だからなのか、体力無いし。限界です。詰んだ……。死ぬ前に魔法使いは卒業したかった…無念なり……。
死を覚悟したその時、突然訪れた浮遊感。
「何で、深淵の森にエルフのガキが?」
僕は、赤い髪の毛の大きな男の人の片手に持ち上げてられています。
赤い人(笑)は、もう片方の手に持っていた槍で、僕を追いかけていた犬に勢いよく、突き刺した。一撃で倒したよ、すげえ。
「おいガキ、大丈夫か?何でこの森に居る?親はどうした?エルフは精霊の森の奥深くに居んじゃねえのか?」
矢継ぎ早に色々聞かれたが、今言えることは一つしかない。
「おにゃかすいちゃ…………」
キュルルルル~紗和のお腹から、可愛いらしい音が鳴った。
豆腐よりも柔かぁ~なメンタルですので…ね?