第10章登場人物
読まなくても問題ありません
明日の最終話で本物語は終了となります
・ソラ
本作の主人公。軍神で、魔神を倒したことにより上級神になった。今後ベフィアの主神として、人々を見守り陰から支える生活をすることとなる。
薄刃陽炎は切断の概念神器となり、魔神討伐の中心となった。この切断は繋がりを断ち切るため、普通に防御しようとするだけでは防げない。何の纏まりも無い純粋で膨大な塊によっても防げるが、避けた方が確実。ただし、ソラの技を考えると、多少の格の差では避けられない。なお、かすり傷から侵食するとかといった、どこぞの生物兵器のような性能は持っていない。
また人の世でもSSSランク冒険者の他に、トップクラスの冒険者5人の師匠、冒険者ギルドギルドマスター会議の常連、王国円卓の間入室資格者、王国国王の友人、王国近衛騎士団団長の友人、王国近衛騎士団特別指南役、王国宮廷魔道士特別指南役、王国閣僚会議の常連、帝国宰相の友人、帝国諜報担当ゼーリエル家特別協力者、帝国ミナリエア侯爵家の恩人、帝国御前会議の常連、共和国大統領の友人、共和国アーノルド家令嬢の友人、共和国ミリテイル家子息の友人、アーノルド家私兵特別指南役、共和国舞踏会の常連、共和国大統領聖八幡極星宝鼎章所有者、そして勇者の師匠、と、こんな感じで膨大な権力を持つ。滅多に使わないが。
・ミリア
ヒロインパート1。剣の女神で、魔神を倒したことにより中級神となった。今後は主神となったソラと共に、ベフィアを見守り支え続けることとなる。
双剣に乗せた神気を飛ばしたり、神気を使って様々な大きさ・形の武器を再現したりすることができるようになった。
・フリス
ヒロインパート2。術の女神で、魔神を倒したことにより中級神となった。今後は主神となったソラと共に、ベフィアを見守り支え続けることとなる。
別に作り出した神気の球と共鳴、もしくは侵食し、神術の威力を格段に上げることができるようになった。
・ジュン・ホグリ
日本から召喚された、当代の勇者。
魔王領へ潜入する前、ホリピア砦にてハウエルらと模擬戦を行っており、勝率は7割。ソラ達が異常すぎて忘れるが、勇者であるジュンも十分強い。でなければソラが魔王との戦いを許可するわけがない。
ソラ達が神に成ったため、人類では最強格。ただまあ、魔力だけを使ったソラ達よりも弱いのだが。
実は聖剣にある効果はデーモン種へのダメージ増といった感じで、対魔王特効というわけでは無く、神器でも無い。そのため魔神との戦いにおいては、ソラの神術による結界に閉じ込められ、見守るだけとなる。
リーナと結婚してベフィアに残り、後に賢王とも呼ばれるようになる。
・リーナ・オルセクト
オルセクト王国の王女かつ第1位王位継承者で、勇者の従者。槍の扱いはドラ並で、魔法も使えるため対応力は高い。
魔王との戦いで取り出したブリューナクは、過去の天才魔法具技師が作り出した逸品。彼女が作った魔法具は神器と同等とまで言われ、それに恥じぬ性能を示す。だが魔力消費量が多いため、長時間の使用はできない。
ジュンと結婚して、後に王となった彼を生涯支え続けた。
・トオイチ・タカヨシ
日本から召喚された、勇者の従者。ハウエルと1対1で戦えるほど強くなった。
ジュンとリーナの結婚を見届けた後、2人を祝福しつつ日本へ帰っていった。
・カズマ・フジデラ
日本から召喚された、勇者の従者。魔力の制御はエルザに少し劣るものの、一度に使える魔力の量では上回っており、最強クラスの魔法使い。
ジュンとリーナの結婚を見届けた後、2人を祝福しつつ日本へ帰っていった。
・ハルカ・ナツメ
日本から召喚された、勇者の従者。短剣使いであまり目立たないが、相手の不意をつくのが上手い。ソラ達には効かなかったが。
ジュンとリーナの結婚を見届けた後、2人を祝福しつつ日本へ帰っていった。
・アキ・フユカゼ
日本から召喚された、勇者の従者。マイリアと仲が良く、2人で稽古をすることも多かった。
ジュンとリーナの結婚を見届けた後、2人を祝福しつつ日本へ帰っていった。
・ハウエル
ソラの弟子である、ドラコイドの男。魔王領への一斉攻勢時、冒険者達の代表として、勇者の来るホリピア砦に滞在していた。
作戦前、パーティーメンバーと共にソラへ挑み、蹂躙されたりした。
・ドラ
ソラの弟子である、銀狼獣人の男。魔王領への一斉攻勢時、冒険者達の代表として、勇者の来るホリピア砦に滞在していた。
作戦前、ソラに酒呑みの勝負を挑み、惨敗した。
・エルザ
ソラの弟子である、人魚の女性。魔王領への一斉攻勢時、冒険者達の代表として、勇者の来るホリピア砦に滞在していた。
人魚だけあって歌も上手く、作戦前に宴会のような場所で披露した所、ファンが大量にできた。
・マイリア
ソラの弟子である、ハイエルフの女性。魔王領への一斉攻勢時、冒険者達の代表として、勇者の来るホリピア砦に滞在していた。
作戦前、時々部屋を抜け出すために誰かと密会しているという噂がたったが、ただ精霊達と訓練をしていただけだった。
・ヒカリ
ソラの弟子である、狐獣人の少女。魔王領への一斉攻勢時、冒険者達の代表のパーティーメンバーとして、勇者の来るホリピア砦に滞在していた。
作戦前、ソラ達と話をしようとずっと一緒にいた時期があり、エルザらパーティーメンバーにからかわれた。なお、本人は慕っているのみ。
・ルレイア・メルフィーネ
共和国首都エリザベートの騎士団総団長である、金虎獣人の女性。
現在は勇者に合わせた魔王領攻撃部隊における、共和国側のトップを務めている。馬鹿な部下のせいで冒険者側との調節が難航していたが、ソラが来たおかげでなんとかなった。
・帝国側の最高指揮官
勇者に合わせた魔王領攻撃部隊における、帝国側のトップを務める男性。
実は、メリアールを救出した時に協力した兵士・騎士達の指揮官、マルスだったりする。あれから結構頑張った。
・ハーマニ
四天王の1体、ヴァンパイアロードと呼ばれるSSSランク魔獣。
美女を飼い、その血を吸い、さらに肉欲を満たすという趣味がある。ミリアを誘うものの、問答無用で斬り殺された。
・メイルーガ
四天王の1体、アンデットロードと呼ばれるSSSランク魔獣。
自然発生するアンデットがほとんどな中、数少ない死霊使いの1人。失敗作だそうだが、ルーマをああしたのもこいつ。
人を絶望に追い込んで殺し、その死体をアンデットにしてコレクションにするという趣味を持つ。四天王になった今代はあまり動いていないが、そういう役職になかった先代魔王の時は数千人をコレクションにしていた。というか、カルト教団の教祖のような狂乱具合になったりする。マッドな気もあるが、それ以上に頭がおかしい。
フリスをコレクションにしようとかどうとか言っていたが、マトモにとりあわれなかった上に、全身残らずかき消された。
・ゴアク
四天王の1体、センジュと呼ばれるSSSランク魔獣。別名、四天王の良心。
力を重視し技を軽視する傾向にある魔獣・魔人の中で、技でソラと張り合える数少ない存在。それ故に、神気を使って無かったとはいえ魔力のほとんどを身体強化に回していたソラと、互角に渡り合うことができた。
腕の数はちょうど1000本で、センジュの名にふさわしい。なおこの腕は人魚のヒレと似た方法で小さくできるため、邪魔になることは少ない。
またソラ達の指輪のような空間収納の魔法具を持っており、武器は壊されてもすぐに代えが出てくる。
・バルガン
四天王の1体、ドラゴンロードと呼ばれるSSSランク魔獣。
普段は割と理性的なのだが、戦闘にはいると……まあ、怠惰とか暴虐とか強欲とか憤怒とかをごちゃ混ぜにした感じ。要するに、性格は最悪。
トオイチ達4人と激戦を繰り広げていたところで、横から襲ってきたソラに一撃で首を落とされた。
・魔王ゴルドラ
デーモンロードと呼ばれるSSSランク魔獣だが、魔神から受けた魔王の加護により種族を超越したと言っても過言では無い。
だがジュンに負け、ソラによって動けない程度の傷に抑えられ、仕方無く魔神復活の儀式を行った。その結果、肉体も魂も儀式に取り込まれる。
・魔神レヴァーティア
ベフィアの元主神と創造神の息子で、オリアントスの兄。堕ちて神話の戦乱を巻き起こし、その強さから討つことができず、封印された。だが復活しようと、魔王というシステムを作り出す。
封印が解けた後、しばらくは黒いモヤの巨人だった。だが少しして人のサイズとなり、さらに後にようやく元の美少年に戻った。
得物は神器の大剣。モヤの時は大剣もモヤ状だったが、元に戻ってからは黒曜石の塊のような見た目。
ソラ達に急かされた魔王が復活させ、そしてソラ達によって討たれた。
なお、復活に死者の数は一切関係無い。完全な魔王の勘違い。
・オリアントス
ベフィアに残っていた最後の上級神だと思われていた。また、魔神の弟。
ソラが上級神となったことで離れられるようになり、ベフィアから旅立とうとする……が、ソラの神器、千連鎖によって拘束され、強制的に仕事をさせられることとなる。




