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異世界成り上がり神話〜神への冒険〜  作者: ニコライ
第7章 我が道行く新たな星

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第7章登場人物




・ソラ

本作の主人公。古の神の欠片が魂の中に入っており、オリアントスに神気を植え付けられたことでそれが目覚めた。それは次第に大きくなり、ソラの魂と合わさり、まだ下級ではあるが神となる。

特別辛い物でも普通に食べる。ただし、顔は赤くなり汗はかき、辛いことは辛い。

訓練においては容赦無いが面倒見はよく、訓練相手はかなり成長する。



・ミリア

ヒロインその1。神となったソラに引きずられ、半神半人(デミゴッド)となった。

特別辛い物でも食べられるが、そこまで好きではない。

戦い方を人に教えるということはあまりやったことが無かったが、ソラの影響で少しずつ上手くなっていった。ただし、ヒカリの時のように駄目な場合もある。



・フリス

ヒロインその2。神となったソラに引きずられ、半神半人(デミゴッド)となった。

普通の辛い物は食べられるが、特別辛いのは苦手。

戦い方を教えた経験は少なく、今もあまり上手くない。だが、ソラのサポートによりなんとかなる場合も多い。ヒカリの時は完全にやりすぎた。



・ルーザス

ソラ達が乗った乗合馬車の御者。

盗賊と繋がっており、若い女性や子どもを多めに乗せ、攫わせることで利益を得ていた。ただし形だけの護衛のつもりで乗せたソラ達によって盗賊は壊滅し、自滅して捕まった。

衛士達によって背後関係を話した後、犯罪者として一生の強制労働に就いている。



・乗合馬車の乗客13人

ソラ達と共に乗合馬車に乗っていた人達。御者の集め方のせいで若い女性や子どもが約半分を占め、盗賊に襲われればひとたまりも無かった。

無事ロスティアに着いた後、3人へ感謝の気持ちとして、かなりのお金を支払っていた。



・盗賊達

全部で50人ほどの盗賊。人殺しはほとんどせず、騎士にも優先的に捜査されたりはしなかった。何人かの乗合馬車の御者と繋がり、女子供を攫って裏ルートで売りさばいていた。

だがソラ達をターゲットにしたのが運の尽き、襲撃した30人のうち27人は死に、3人は捕らえられた。

その繋がっていた御者もアジトにいた残りの仲間も半分は死んでもう半分は捕まり、仲良く強制労働の刑となった。



・バルク

人間(ヒューマン)の男性で、ロスティアで料亭を開いている転生者。

マリーとメルの2人がソラ達に救われたこともあり、お礼の宴会では高級食材を大量に使っていた。



・マリー

金髪碧眼の狐獣人で、和服美人。バルクの妻。

風土病が重篤化していたが、ソラ達が薬草を取ってきたおかげで助かった。特効薬ですぐに回復し、お礼の宴会では給仕で忙しくしていた。



・メリアール

人間(ヒューマン)の8歳の女の子でバルクの娘、愛称はメル。

魔神の信者に誘拐されたが、ソラ達のおかげで助かった。お礼の宴会では、イタズラするほど明るく振舞っていた。



・アルファード

狐獣人の5歳の男の子でバルクの息子、愛称はアル。

お礼の宴会の時、メルのイタズラに素直に騙された。



・ザックラ

Aランク冒険者。弱くは無いが、ソラ達には数十段以上劣る。

成り行きで救出作戦の冒険者指揮官になったが、冒険者は自分で考えて動く連中なので大まかな指示だけしていた。



・ロスティアの冒険者ギルドマスター

歴戦のダークエルフ。

領主との交渉など、政治的な取引もかなり上手い。救出作戦へ領主が騎士や兵士を送る時、冒険者と混成になるよう調整した。

町へ出て、今の冒険者とともに食事をとることも多い。



・マルス

救出作戦に参加した騎士や兵士の指揮官。指揮能力は高く、ソラがいなくても多少の犠牲は出ても作戦を成功させられると予想できるほどだ。

また忠義が厚く、領主から信頼されている。



・救出作戦に参加した冒険者、騎士、兵士達

急いで集められる中では練度が高い者を選び、特に砦への突入部隊はAランク相当の実力を持つ。

ソラ達の非常識ぶりを目の当たりにしたが、それは優先順位が低いので放置されていたりする。



・魔神の信者達

打ち捨てられた砦の地下にて儀式を行おうとしたが、ソラ達の襲撃を受ける。

その結果司祭らしき男1人を除いて全員死亡し、その男も拷問の後公開処刑された。



・誘拐されていた女性や子ども達

ロスティアや、周辺の村々から攫われた人達。長い人だと30日近く監禁されていた。

メルが最初の犠牲者になりかけていたが、ソラ達に救出された。なので犠牲者はいない。



・バルクの店の常連客達

ノリの良い人達で、何かと騒ぎたがる。この時はマリーの回復とメルが無事に帰ったことの2つで、いつも以上に騒いでいた。

自分達で要求したのだが、ソラの宴会芸にはかなり驚いていた。



・???

ソラの魂に宿っていた神の欠片。夢の中でソラに忠告をした。自我のようなものが少し残っており、ソラをまるで息子のように思っているフシがある。

元は名のある戦の神らしく、ソラが日本でも異常に強かったのは欠片が入った副作用。オリアントスによってソラに神気が与えられ、それにより目覚め始めた。



・氷都アイシティの門番達

冬の門番ははっきり言ってハズレ役。そのため気の長い人物が多く、ソラ達がSSランク冒険者だと知っても、大袈裟に態度を改めなかった。何人かには同じくらいの歳の息子や弟がいるからかもしれない。



・服屋の老齢の男性店員

販売フロアのトップで、ソラ達の相手をしたのは偶然。本来なら貴族等の相手しかしないのだが、気まぐれで一般客の相手をしたりする。



・アイシティ冒険者ギルドマスター

竜人の男。昔は最前線で大斧を振るっていた激しい男だったが、引退してからはだいぶ穏やかになったらしい。ただし、まだまだ現役の時と同じように戦える。

町のことを第一に考えており、不確定な魔人に関する依頼をソラ達にした。ただ、その話を3人が氷宮に潜る口実にされたため、気にし続けていた。ある意味で被害者である。

まあ、最終的にその魔人はソラ達によって討伐されたので、頭痛の種は無くなったのだが。



・ペルセポネ

氷宮の最奥にいた、氷の精霊王。

ソラ達の睡眠中に神気で結界を破壊したりと、戦闘能力と関係の無い形で試すことが多かった。そのせいで、古竜(エンシェントドラゴン)はソラのストレス発散の的にされたのだが。



・闇ギルドの面々

高値で売り飛ばすため、ナイトキャットを捕獲しようと追いかけていたが、捜索依頼を受けたソラ達によって殲滅された。この時点でお頭や幹部の半数が死んで組織がガタガタになっていたが、その後領主による一斉捜査を受け、完全に壊滅する。



・ホニャロレスプ

アイシティの近くまで来ていた魔人。見た目は真っ黒な狼人間。

魔王軍十二闘将という大層な役に就いているが、ソラ達には名前を間違えられ続けた上にあっさり倒された。

一応、SSSランク魔人の中でもかなり高位の実力者であり、SSSランク冒険者が最低でも10人近く必要なのだが、相手が悪かった。人数比が逆でも勝てないような相手なのだから。



・リーリア・アーノルド

共和国大統領の娘で、15歳の少女。成人したため請け負う公務も増えたが、ソラ達がいる間は減らしてもらっていた。

ミリアとフリスによる着せ替えショーは若干トラウマになりかけている。



・トーラ・ミリテイル

リーリアの許婚(いいなずけ)で、同い年の少年。リーリアとの仲はとても良い。

押しは弱いが根はしっかりしていて、政治もちゃんとやれるだろう。ただし、リーリアには敵わない。



・マリリア・フェルール

アーノルド家第2位の私兵で、リーリアの護衛。護衛と言うよりは教師に近い気もするが……



・バーファ・アーノルド

現共和国大統領でリーリアの父親。

普段は知り合いの父親のようにソラに接していたが政治家、相手の意図を読み取るのはとても上手い。



・アーノルド家の私兵達

上下関係はそこまで厳しくなく、プライベートの仲もかなり良い。その中には当主一家も含まれている。

ソラに弟子入りしたような感じで教えを請い、散々叩きのめされた。



・シュテルン・ハプソーグ

ハプソーグ家の次男で、短絡的な見方しかできない馬鹿。闇ギルドに(そそのか)されてアーノルド家とソラ達に手を出し、完全敗北した。

なおソラの神術の実験台になったが、廃人にはならなくて済んだ。



・ハプソーグ家の長男

弟のシュテルンとは違いマトモな人物。シュテルンが行ったことを糾弾したが、シュテルンについた私兵に拘束された。

全てが終わった後、弟を抑えられなかったことをアーノルド家に謝罪した。



・ハプソーグ家の当主

息子のシュテルンとは違いマトモな人物。シュテルンが行ったことを糾弾したが、シュテルンについた私兵に拘束された。

全てが終わった後、息子を抑えられなかったことをアーノルド家に謝罪した。



・闇ギルド幹部

シュテルンを(そそのか)した張本人。

全身を黒いローブで隠した男で、そのローブの下には大量の暗器や薬物が隠されている。

色々と手を打って利益が出るようにしていたが、ソラ達によって呆気なく捕まった。



・ロクシリアの近くにいた盗賊

商隊を襲っていた所の近くにソラ達がおり、数が少ないと侮ったのが運の尽き。降伏する間も無く殲滅された。



・ロクシリアの近くにいた商人

盗賊に襲われたところをソラ達に助けてもらったが……その無双っぷりに恐れおののいていた。



・ハウエル

大剣を使用する竜人(ドラコイド)の男で、ソラの弟子。勇者であるジュン達に会ったことがあり、その際多少の手ほどきを行なった。

下の4人とともにパーティーを組み、Sランク冒険者になっている。



・モルトラ

片手剣と小盾を装備した人間(ヒューマン)の男。ノリは軽いが気概は十分と、ソラに判断した。



・ガイ

ダークエルフの短剣使いのガイ。口元までマフラーのようなもので覆っており、口数は少ない。だが、腕は立つ。



・オルティア

エルフの男性で、長杖を持つ魔法使い。魔力量は冒険者としては多いが、ソラと会ったばかりの頃のフリスよりは少ない。

礼儀正しい口遣いをする。



・パレス

翼人の弓士。ハウエルのパーティーの中の紅一点。得物は大きく、和弓とまではいかなくても身の丈ほどの長さを持つ長弓。不使用時は器用に背中に括り付けている。



・デメテル

土の精霊王。かなりの話好きで、暇さえあればソラ達と話していた。ソラ達も有用な情報を手に入れていたし、話自体が面白かったので、ついつい時間を忘れて食事が冷め切ってしまったこともある。



・ヒカリ

茶髪緑眼の狐獣人の少女。ゼーリエル家で色々と学んだ後、ソラ達に憧れて冒険者になった。長剣を扱い、また火魔法と風魔法、及びその付与が使える。

ハウルにてエルザと会い、パーティーを組む。そして、2人でBランクになった。

シーアでソラ達と再会し、教えを受けた。その際ミリアとフリスの手加減が悪く、自信をへし折られかけたのだが、ちゃんと持ち直した。

割と寂しがり屋で、ソラ達と別れるのが少し辛かった。ゼーリエル家から出る時も、泣きかけの状態だったりする。



・エルザ

ポニーテールの蒼髪と濃青眼を持った、水色の鱗の人魚。現村長の娘。水魔法と雷魔法が得意で、闇魔法も使える。

ハウルにてヒカリと出会い、パーティーを組む。そして、2人でBランクになった。ヒカリに対しては砕けた口調で話している。

シーアでソラ達と再会し、教えを受けた。それにより、闇魔法もかなり使えるようになった。



・エルザの村の人魚達

久しぶりにソラ達が来たことで宴会の準備をしており、タイラントシャークが一瞬で倒された所を見ていた者は少なかった。だがその後宴会で広まり、ソラ達の名声が増えることとなる。



・ゼウス

雷の精霊王だが……ギリシャ神話の主神と同じく女好き。だがこちらは弱いため、本気で殺気を出したソラにフルボッコにされ、力の欠片を渡すだけに終わった。自業自得である。



・ライハート・ベルニリーオ

オルセクト王国の近衛騎士団副団長。苦労性が悪化した気もする。

ソラに挑んだものの、攻撃はかすりもせずにやられた。だが、実力は認められる。

事務的な作業にも多く関わっており、近衛騎士団には欠かせない……というか、実戦以外だと団長はいらなかったりする。



・王国の近衛騎士達

最初は30人がかりでソラ達3人に挑んだが、物の見事に返り討ちにされた。

その後も何度もソラ達との訓練を行い、短期間だが実力も向上した。また、ソラ達に懐いた(ような)面々も多い。



・ガイロン・オルセクト

オルセクト王国国王。勇者であるジュン達の援助を目的に、ソラ達へ魔王の領域の調査を依頼した。



・レイリア・オルセクト

オルセクト王国王妃。あまり直接的に政務へ関わることはないが、よくガイロンの補佐をしている。今回のソラ達への依頼にも少し関わった。



・アノイマス・ライルガント

オルセクト王国の近衛騎士団団長。事務仕事はライハートに任せきりで、歳の割によく訓練に参加しており、団員達にも慕われている。

ソラ達とは戦っても勝てないことが分かっているので、訓練には加わらなかった。









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