第5章登場人物
読まなくても問題はありません
・ソラ
主人公。日本刀と魔法を使う魔法剣士だが……古竜を倒すという偉業を成し遂げた。
半神半人となっており、神術が使えるようになった。神気の色は基本が薄金色で、金の粒子が混じっている。神々(こうごう)しく、優しく、それでいて厳しい光を放つ。
ミリアとフリスの2人を相手にしてもまだ勝てているが、かなり追い上げられており焦っている。
・ミリア
ヒロインpart1。双剣を使う剣士で、最近はそのスピードがますます早くなっている。
ソラの巫女となり、多少は神気を扱えるようになる。神気の色は金色で、ソラよりも攻撃的に感じる光を放つ。
シーアで買ったコスプレ水着は、普通に可愛く気に入ったから着ていただけ。まず、コスプレの意味自体を理解していない。
光宮のボスの古竜との戦いで右腕を食いちぎられたが、ソラの神術により助かった。本人は別れの言葉を言った後に復活するという、意味不明な状況に少し戸惑ったりもしたが。
・フリス
ヒロインpart2。ほぼ純粋な魔法使いだが、同時展開数や展開速度は化け物じみている。
ソラの巫女となり、多少は神気を扱えるようになる。神気の色は白色で、ソラよりも強く濃く、ミリアより優しい光を放つ。
シーアで買ったコスプレ水着は全て魔法少女系。意外と気に入ったらしい。それに、間違っていない。
・ナンパ師の兄弟
シーアにてミリアとフリスにナンパをしたが、ソラに吹っ飛ばされた。観光客であり冒険者でもあった。SSランク冒険者であゆソラに目をつけられたと思われていたため、その後過ごしづらく、早々に退散した。
・エルザ
ポニーテールの蒼髪と濃青眼を持った、水色の鱗の人魚。現村長の娘。水魔法と雷魔法が得意で、闇魔法も使える。闇魔法へはそこまで良い気がしてなかったが、ソラにアドバイスしてもらい使うようになった。
戦闘能力はそれほど高くは無いが、ソラ達の活躍を見て憧れ、戦士候補者の訓練へ本格的に参加するようになる。ただとちらかといえば、ソラ達のように冒険者になりたいと感じているが。
人化の術を使って、時折シーアに遊びに出ていたりもする。
・ファーベル
紫髪黄眼の男の人魚。シーアの近くにある人魚の村の戦士。歴戦の狩人でもあり、腕は確か。
襲撃の際も前線で戦い、大きな怪我もなく生還した。
・エルザの父
蒼髪碧眼で壮年の男の人魚。シーア近くの人魚の村の村長。戦士というより指揮官で、襲撃の際も後方での指揮を主に行っていた。
案外親バカだったりする。
・バーフェス
茶髪栗眼の男の人魚。人魚の村の戦士で、村一番の力自慢。宴会の時にソラと対決したが、踏ん張りのきくソラによって投げ飛ばされた。
襲撃の際は前線で戦い、左腕を失ったが生き延びた。
・細身の人魚の男
スピードファイター。宴会にてソラと対決したが、突撃したところをそのまま投げられた。
襲撃の際は前線で戦っていたが、運悪くアルネーラと遭遇してしまい戦死。
・水魔法が得意な女性の人魚
宴会にてソラと対決したが、自身以上の水魔法をソラに使われ押し出された。
襲撃の際は後衛だったため、大きな負傷も無く生き延びた。
・魔人3人組
全身が真っ黒な魔人の3人、男2人と女が1人。女はこめかみの部分に黒い羊の角が、男は黒い鬼の角がそれぞれ1本と2本生えている。シーアへ侵入しようとしていたが、ソラ達によって倒された。
実はアルネーラの指示で、シーア侵攻時の後方撹乱をする予定だった。
・アルネーラ
濃い紫色の髪と赤眼と黒い鱗を持ち、水魔法と光魔法を使い、三叉銛を持った魔人。見た目はほぼ人魚だが、両肩からトゲのついたヒレのようなものが生えており、眼は白目の部分が黒い。エルザの住む人魚の村に襲撃をしかけた主犯。
一気に圧し潰すのではなく、散発的な襲撃を繰り返すことで疲弊させようと考えていたが、そのせいでソラ達が来るだけの時間ができた。
シーア周辺にある人魚や半魚人の村を潰した後はシーアに侵攻する予定だったが、その1ヶ所目でソラ達によって目論見は潰され殺された。
・ライデンの鉱山の見張り
坑道内にカノンアントが出たため、入り口を封鎖していた衛士達。全員合わせて6人で、腕利きだが、残念ながらカノンアント1匹に瞬殺されるレベルでしかない。
・ゴアク
また出てきた謎の相手。正体は不明だが、強いことは確か。
・リーナ・オルセクト
金髪赤眼。オルセクト王国第1王女で、今代の従者。槍使いで、水と雷の付加と放出を使う。前にソラ達と別れた後も特訓を積んでいたが、稽古では再開したソラ達に一方的に蹂躙されていた。
召喚された5人とは会って1ヶ月程度だが仲が良く、戦闘でも特にジュンとの連携は良い。とはいえ、ソラ達には通じなかったが。
・ガイロン・オルセクト
金髪蒼眼。リーナの父で、オルセクト王国現国王。
だが、ソラからすれば気の良いおっさんだったりする。
・レイリア・オルセクト
緑髪赤眼。リーナの母で、オルセクト王国王妃。
だが、ミリアとフリスにとっては知り合いの優しいお母さん程度の印象だったりする。
・ジュン・ホグリ
今代の勇者で、召喚された。長剣サイズの聖剣を持ち、光の付加と放出を使う。稽古ではソラ達に一方的に蹂躙されていた。
まだまだ技は無く、魔法も雑だが将来性は十分。技量の上昇具合もかなりのもの。
最初は選ばれたからと全ての責任を負おうとしていたがソラに諭され、考えを改めた。今は従者となっている5人、3国の騎士や兵士、そしてソラ達冒険者と協力できるようになろうと努力している。
・トオイチ・タカヨシ
今代の従者。ゲームのように大きく幅広な大剣を振るい、火と土の付加を使う戦士。稽古ではソラ達に一方的に蹂躙されていた。
最初は適当に大剣を振り回していただけだったが、次第に思い通りに振るえるようになる。ただ、ソラほどの技量を持つ相手には効かないが。
なお、ミリアに声をかけたのはただの冗談。本気では無い。
・カズマ・フジデラ
今代の従者。火、水、土、雷を使う魔法使い。稽古ではソラ達に一方的に蹂躙されていた。
持っている魔力はかなりのもので、大規模な魔法をいくつも同時に放てる。ただ、ソラほどの規模と威力は無い。
フリスに声をかけたのは個人練習での監督をしてもらいたかったから。しばらくロリコンの誹りを受けることになったが。
・ハルカ・ナツメ
今代の従者。風と氷の付加を使う短剣士。稽古ではソラ達に一方的に蹂躙されていた。
スピードを生かした撹乱が得意で、ミリアには敵わなかったものの、魔獣には十分通じる。
・アキ・フユカゼ
今代の従者。風、氷、光魔法を使う魔法使い。稽古ではソラ達に一方的に蹂躙されていた。
魔法の制御力はかなりのもので、弾幕を自在に放てるようになる。ただ、フリスの規模には敵わない。
また悩みを自分の中に抑え込みやすい性格だったが、ミリアとフリスには見抜かれていた。なお2人のアドバイスを受け、リーナとハルカも気付けるようになった。
・アノルド
銀髪黄眼の犬獣人で、オルセクト王国近衛騎士。ソラ達が来る前はジュン達への指南もしていた。
・ライハート・ベルニリーオ
茶髪黒眼のオルセクト王国近衛騎士団副団長。
何度かソラと戦ったが、全て一方的に負けた。ライハートが弱いわけではないのだが、ソラが強く相性も悪いためだ。
・アノイマス・ライルガント
紫髪金眼のオルセクト王国近衛騎士団団長。
ジュン達相手では指南役ではなく、相談役的な立場になっている。なお、ライハートとしてはジュンへの指南をしてほしいと思ってる。
またそろそろ引退しようかと考えているが、ライハートが許していない。
・ハウルの冒険者ギルドマスター
着物を着たハイエルフの女性。バードンの冒険者ギルドマスターとは昔同じパーティーで、先代勇者と先代魔王の戦いにも参加した。
戦闘スタイルは魔法剣士で、魔法と剣技の組み合わせ方だけならソラの数段上。
・リンダ・メリスティ
金髪碧眼のエルフで、オルセクト王国近衛騎士。魔法、特に防御系の魔法に関しては、ジュン達にも教えていた。
・名も無き魔人
竜の眼と竜の翼と竜の尾を持った、赤い肌の人間風の男。。手には長斧を持っている。
王都へ魔獣の大群を率いて攻めたが、ソラに一瞬で首と四肢を刈り取られ、胴体を3枚おろしにされた。名乗らせてすらくれず、かなり不憫だ。
だが魔人達の間では慢心竜とか呼ばれており、王都への攻撃も魔獣を十分に集めず、舐めきった方法しかとらなかった。過去にも同じようなことを何度もしていたため、使い捨ての囮の役割を与えられた。
・バウエン
右手が闇、左手が光ででき、槍を持った男。闇と光の付加を使う。槍の技量もなかなかのものだが、秀才の域を脱することはできていない。
他の5人とともに、慢心竜が気を引いているうちにハウルに侵入し、勇者達を殺そうとした。だがソラ達が異常だったため、目標を切り替える。なかなかの戦力だったが、駆け引きと引き出しの数でソラ達に負け、全滅した。
・アルメダ
髪が炎で、竜の尾を2つ生やした、ローブを着て杖を持った女。火風雷魔法を使う。
魔力はフリス並のものを持つが、同時処理能力では大きく負けている。そのため、不意打ちでゼファーをやられてしまった。
・フリード
赤と黒の毛皮のライオンが人型になったかのような、大剣を持った大男。光と土の付加を使う。
馬鹿ではあるが、戦闘センスは高い。ただ、馬鹿なので戦場の空気を読めず、死んだ。
・ゼファー
鷲顔で、背中には翼が生えた、杖を持った人型。水と氷の魔法を使う。空を飛んで上から魔法を降らせるのが常套手段。
バウエンやフリードとの連携では敵の誘導を担当するため、放たれる魔法の密度は下がる。そこをソラとフリスにつかれ、敗北した。
・エリ
背中から蛸の足を4本生やした女。風の高速移動系魔法を使う。
蛸足があるため手数は多いが、スピードはミリアに大きく負けている。そのため本気を出した彼女には敵わず、バラバラに切り裂かれた。
・アリス
額から2本の角を生やした、巨大なハンマーを持った幼女。土と風の付加を使う。
ハンマーの巨大さゆえ機動力は低いが、威力はかなりのもの。そのため、普段から不意打ちを担当している。だが、ソラには通じなかった。
・クリミ
以前はハウルの神殿にいた、青い眼の修道女。本人は定期的な移動と言っていたが、ニーベルングに移れたのはかなりの栄転。
なお結婚願望はあるが、まだそんな人はいない。現在絶賛募集中らしい。
・神殿騎士達
教会などの護衛を担当する騎士。ほぼ全ての教会におり、総指揮権は教皇に存在する。
ソラ達が会った部隊は魔神信者を捕まえたことで、特別報酬が出たとか。
・魔神信者の男
わざわざロザリオだけを持って神殿騎士達の前に出て行った蛮勇な男。即刻捕まり、他の魔神信者を見つけるために拷問にかけられた。
・ソラに絡んだ冒険者
大柄でそれらしいが、ランクはD。ソラ達の強さを見抜けず絡んだが、穏便に倒された。
・ニーベルングの冒険者ギルドにいた冒険者達
ソラ達が絡まれているところを楽しんでいたが、SSランクだと聞き、絶叫した。ソラ達がギルドを出た後、ギルドの中はお通夜状態だったとか。
・ニーベルング冒険者ギルドの受付嬢
ソラ達が冒険者を一瞬で倒したことに恐怖していたが、SSランクだと聞き、恐怖は驚愕に置き換わった。
・光宮入り口に集まっていた精霊達
性格は子どものようだが、時折察しの良い者達もいる。今のソラとフリスでは声を聞くことしかできず、声を聞いて光宮に行くしか無かった。
・光の古竜
光宮のボス。精霊王を守っているSSSランク魔獣。半分精霊のような存在で、さらにこの個体は神気も使える。
SSSランク魔獣の中でも最高クラスの存在で、ソラ達も苦戦した。
ミリアが死にかけたことに激昂したソラが、意図せず発動して神術により、滅多斬りにされて倒れた。なおこの後、同じ自我でこの記憶も持って復活する。
・アポロン
光の精霊王で、光でできた人型。光宮の最下層におり、仕事をしている。
真面目な性格なので、精霊王の中では苦労人。オリアントスの傍若無人さにら頭痛を覚えている。そのため顔には出していないが、ソラ達の今後に期待している。




