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図書館司書のプロフィール
ホントにただのプロフィールです。見ても見なくても差し障りないです。
シュリエラ=レオネイド。
王宮図書館司書。
本が三度の飯より何より好き。
賢さと真面目さ、ついでに戦闘力、前王宮図書館司書の支持、実力でのし上がった彼女は若く、貧民層の出。
背中の中ほどまである黒髪は適当に束ねられ、安物の麻のシャツにズボン、そしてブーツ、おまけに黒縁眼鏡。
十分美人と言える程に整った顔。
しかし視力と育ちが悪いため目つきと口が悪く、男のようなその格好と媚びないサバサバした性格も相まって、お堅い貴族から男女問わず嫌がらせを受け、疎まれる。
一方で、彼女が司書となって以来、図書館が使いやすくなったと研究者と文官からの支持は厚い。
司書が一人しかいないのは、元々いた全員(貴族)が彼女のような下賎とは仕事などできないと辞めてしまったためである。
辞めた者達の仕事などあってなかったようなもので、元々彼女一人しか真面目には働いていなかった。仕事は一人で十分だと判断され、人員の補充はされずじまいのまま現在に至る。