王様ゲーム
A子「なにこのわりばしの束は??」
B男「王様ゲームやろう」
C雄「このわりばしの束昨日暇な時に作ってたの」
D平「俺も入れてー」
C雄「ちなみにゲームは終わってからも続いているかもしれないことをお忘れなく」
A子「この受験期に随分余裕あるね」
E子「なんか面白そうじゃん。やろうやろう」
A子「E子それなに?」
E子「百人一首の冊子~」
D平「A子の冊子は落書きだらけ~」
A子 (テストないのに….、そういやこの前百人一首書いた女性の絵の顔のところにすんごい落書きしちゃってたんだったあ……..ていうかD平に貸すんじゃなかった)
・・・・・
A子「あー!!私王様だ!」
B男「まじかよ、俺と一体誰がどうなるってわけ」
E子「さすがにB男とKはないよね」
C雄「もう遠慮しないでばんばんいって」
A子「そうだな~~」
A子、B男とE子を交互に見る
A子「えと、B男を和服美男子にした後に、しばらく遠目で焦点定まらない状態で扇子で仰いでいたところを、私の方を見てから扇子を持っている手を留めて扇子をピシャッと締めて『それは困りましたなぁ』って狂言師風に言ってもらいたい。和服と扇子は演劇部に友達がいるE子に持ってきてもらいたい」
C雄「だっはっはっはっはっは!!」
D平「狂言師風ってみそだね」
B男「和服かよっ。しかも学校ってちょっと待て….」
E子「いいじゃん。B男の和服姿観たーい」
B男「頼む、せめて誰もいない体育館裏とかにしてくれ」
C雄「いっとくが、これはいじめではないからな、いじめでは」