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モラルの悲鳴(おめい) その3・・・ペットボトルのかくれんぼ

作者: じゅラン椿

僕はペットボトル。スーパーやコンビニ・ディスカウントショップで、容量が様々なものが整列している。そこから人の手に渡り、液体を運ぶ。そして、飲料水なので、喉を潤す。飲み終えたものは、回収され、また、生まれ変わり、液体を運ぶはずだった。


 頭のキャップはボウシで回収され、ボランティア?に充てられているみたいだ。


 だけど、草むらの端で、隠れることになった、俺。

どんな気持ちで、誰が捨てたのだろうか。探り出してみたいものだ。


雨に打たれ、中の飲み残しの液体はお茶なのか、炭酸なのか、ジュース類なのか、とにかく、腐り化学反応に進行する仲間も少なくない。


 太陽の光に焼かれ熱を集中させれば、自然発火の危険もあるんだぜ。


こんな最後は、やだよ。


環境破壊の協力なんて、ごめんだ。公共のエリアは、自由なゴミ捨て場じゃないんだぞ。


俺をみつけてくれないか?


かくれんぼは解散しよう。そうしよう。早く迎えに来てほしい。


放置されたペットボトルは劣化し土の中に埋もれていく。見つけたら拾う、勇気ある行動と意識が環境保全運動になることを願う。


そして、この物語を通して、環境について、考えるきっかけになれば幸いです。


最後まで拝読ありがとうございます。



 じゅラン椿

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