表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/79

底辺家族の世界〜設定紹介

世界観&設定紹介(はじめての方へ)


物語の背景が少し複雑になってきましたので、

登場キャラ・国の立ち位置・貨幣制度などを簡単にまとめました!

本編の理解がスムーズになるかもしれません。


―――――――――――――――――――


登場人物メインキャラ


・アルベルト・ダッカート(27歳)

亡国エルセンティアの元兵士。国の崩壊後に脱走し、傭兵を経て人買いに。

現在は少女ユリアーナと旅をしている。知略と冷静さを持つが、情に脆い一面も。


・ユリアーナ(10〜12歳)

ロレント王国出身の銀髪の少女。戦争で奴隷として売られた。

「魔力貯蔵体質」と過去世の記憶を持ち、旅の中で人としての希望を取り戻していく。


・ミーセス(30歳)

元第2騎士団長で、アルベルトの元上司。

現実主義者だが、子供のような理想を捨てきれない面倒くさい男。人間臭くて熱い。


・ハカン(23歳)

物流商会の副商会長。情報通で人当たりも良い。

アルベルトの兄のような存在で、信頼できる情報源。


・ガルフェウス・ドゥガ(35歳)

元イルシャムの侍従で、現在はレークイスの官僚。

宰相アルシャバーシャに仕え、隠密行動の経験もある。


・レブラント・バッセル・エーフェリテ(42歳)

レークイス王国の王弟。粗暴で自己中心的。

金と権力で全てを支配できると信じている。永遠の子供。


・アルシャバーシャ・ギッデク・ペオドート(34歳)

イシャバームの宰相。ユリアーナを「買い」、逃げ道を与えた謎多き人物。

表と裏の顔を使い分ける策士。


・イルシャム・ギッデク・ペオドート(享年13)

アルシャバーシャの弟。愛嬌と機転を持つが、

魔力体質のため初任務中に捕虜となり、兵器の動力源として命を落とす。

兄にとって忘れられぬ後悔の象徴。


―――――――――――――――――――


■ 主な国家と立ち位置


・イグラドシア王国(聖貨保有率:30〜35パーセント)

経済と情報で世界を制する支配国。

教会と結託し、聖貨幣制度を牛耳る。


・レークイス王国(10パーセント)

北の軍事国家。魔術技術や兵器開発に力を入れるが、

経済力は乏しく、通貨の信用も低い。


・カッカドール王国(25〜30パーセント)

世界有数の農業国家。他国にとって“胃袋”のような存在。

温厚で安定した政体。


・ヒルバル王国(20〜25パーセント)

学術と文化の都。染色技術や芸術に優れる豊かな観光国家。


・イシャバーム王国(国家保有率:5〜8パーセント)

情報の力で成り立つ国。国家の保有率は低いが、

個人の聖貨保有率は世界最大。中立的な立場を維持。


・中央特区(教会と複数大国の共同管理)

いわば「ファンタジー世界の国連」。

政治・宗教・商業が交差する中立の舞台。


―――――――――――――――――――


■ 貨幣制度(ざっくり解説)


この世界では以下の2種類の通貨が存在します。


・聖貨幣(教会鋳造の共通通貨)

 → 聖銅貨 → 聖銀貨(100枚) → 聖金貨(100枚) → 聖白金貨(100枚)

 → 国家間取引、税、資産管理などに使用

 → 現実でいう「ドル」や「ユーロ」に近い存在


・自国通貨(ローカル通貨)

 → 各国が独自に発行する日常用通貨

 → 例:レーク金貨、カッカドール銀貨など

 → 国によって価値と信用度が異なる


【換金例】

・聖金貨1枚 ≒ レーク金貨2.2枚(信用が低いためレート悪)

・聖金貨1枚 ≒ カッカドール金貨1.1枚(信用が高め)


―――――――――――――――――――


■ 貨幣の感覚(生活の目安)


・パン1個:聖銅貨3〜5枚

・集合住宅(中流)の家賃:聖銀貨1〜5枚/月

・平民の年間支出:聖銀貨20〜30枚

・聖金貨1枚:自国銀貨約1000枚に相当

・ユリアーナの価値(市場価格):聖金貨1枚以上


※ 聖貨は主に資産・国際決済用のため、一般人の生活ではあまり使われません。


―――――――――――――――――――


■ 最後に


この物語では、「お金」をただの道具として描いていません。

物の価値から見える社会の格差、

そして「生きるためにお金を使う」キャラたちの姿。

そんな彼らの選択と生き様に注目していただけたら嬉しいです。


―――――――――――――――――――


※キャラ・国家情報は物語の進行に応じて今後も更新予定です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ