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チートスキル【確率操作】を駆使する異世界生活  作者: arice


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[天魔祭]-バトルロイヤル2-

「もう! 次々と鬱陶しい!!」



 あれから暫く歩いていると3パーティがやりあってる場面に遭遇してしまいそれに巻き込まれる形になってしまいました。



「あのガキをやれ! 人数を出来るだけ減らすんだ!」



「あいつナイフ一本しか持ってないみたいだな」



「ラッキー!」



 と、この通り3パーティから集中砲火されております。



「流石に、9対1はきついですね」



 使い慣れた刀が有ればまだ、可能性はあったんですが……。



「いくぜ【乱舞】」



「【雷撃】」



「【風刃】」




 更にスキルも来ましたか……。【確率操作】を使えば容易く勝てるのですが、こんな序盤で手の内は見せたく無いですね。



「あんまり、使いたくは無かったですがしょうがないですね。【魔獣化】」



 放たれたスキル達は私に当たる瞬間に私から溢れた魔力により消し飛ばされ私の姿が変化する。



「なんだこいつ!」



「遅い」



 狼狽えて居た一人のクリスタルを砕き、空に向かって雄叫びを上げる。



 ちなみに私の今の姿は、黒い羽根が生えたワーウルフって感じになっております。

 魔獣化は使用した時の状況により姿が変わります。例えば、水中で使うと水中に適した姿、空で使うと空に適した姿って感じです。



「どうやら、今のこの状況にはこれが適してる様ですね。 さーて後8人、サクッと終わらせに行きますよ」



 とは言ったものの、魔獣化は5分しか持たないんですよねー、やっぱり骨格とかを変えてるので体に負担がかかるんですよ。

 この人数だと、やれて3人って所ですね。



 後ろから切り掛かってきた男の人の剣を掴み取り男の人を蹴り飛ばしてから奪った剣を後方へと投げ飛ばし蹴り飛ばした男の人のクリスタルを手ごと踏み潰す。



「後、7人」



 タイムリミットは後、3分。思ったよりもこの人達強いかも知れませんね。

 さっき、投げた剣も一人落とすつもりだったのですが、見事に防がれましたからね。



「奴は一人だ、いくら強くても人数で囲めば対処は出来ないはずだ、それに見た限り攻撃力とスピードに特化してるみたいだから防御はそうでも無いと見た」



 あれま、バレてますねーこれは、困りましたね。



「よっしゃ!俺様が殺す!」



 先程から殺す殺す言われてますけど、殺して良いんですかね?

 ルール的にはダメとは聞いて無いですが……。 まあ、ダメだったらダメだった時ですね。



「もういいや。なんか、色々考えるの疲れた」



 私は魔獣化を解除し空中に足場を作り空へと歩き出す。



「魔力の足場か……」



「貴方達に敬意を込めて全力でお相手させていただきますね。上手いこと防いでくれると助かります」



 私の後ろに無数の魔法陣が現れ炎で出来た矢が空を覆い尽くす。



「なんだこれ……こんなの反則だろ」



「こんな化け物の相手なんかやってられるか!俺達は逃げさせて貰うぞ」



 7人中4人が逃亡、残り3人は迎え撃つ感じですね。 

まあ、その程度の防御じゃ防げないと思いますが。



 手を振り下ろすと空を覆い尽くして居た炎の矢が一斉に放たれ周りの地形を変えていく。



 数秒後、防御魔法を唱えて居た3人が地面に横たわって居た。 

 私は、周りを確認して魔力で出来た階段を下っていく。



「生きてますか〜」



 一人の男の人に近づきペシペシと頬を叩くと反応があった為、ホッと安堵しその場で座り込む。



「あの程度の魔法でここまで疲れるとは、なるほど、レベルが関係無いって言ってたのはこの事ですか」



 恐らく、レベル等の影響で魔力量に差が出ない様に参加者全員が魔力量等を一定にされてるのですね。

 なので、魔法主体で戦うのはあまり良く無いみたいですね。



「少し、休んだらルナ達を探しに行きましょうか。さっきみたいな事があったら次は勝てないかも知れませんからね」



 近くの洞窟の中へと足を進め壁に背中を預け目を閉じる。



「後、何人残ってるんでしょうね」



 まあ、何人残ってても別に良いですけど、なんでルナはバトルロイヤルにでたがったんでしょうかね?

 特に報酬がある訳でも無く、かと言って歯応えがある敵がいる訳でも無い。



「合流出来たら聞いてみますか」



 そんな事を話していると洞窟の入り口に気配を感じ私を目をゆっくりと空け砂を叩き落としながら立ち上がる。



「次から次へとめんどくさい」



 私はナイフを逆手に持ち替え洞窟に入ってきた人物に斬りかかる。



「危ない」



「およ? ルナ?」



 ルナは、ナイフをギリギリで受け止めながら私を見てにっこりと笑う。



「ルナは何人やりました?」



「まだ、3人だけ」



「私もまだ、5人だけですね」



「あ、そうだ。ユキネ、これあげる」



 ルナは腰に差していた一本の刀を私の前に差し出す。



「これどうしたんですか?」



「来る途中に襲ってきた人から貰った」



 これは助かりました、流石にナイフじゃこの先戦えないですからね。



「ありがとうございます。 それじゃ、魔力もそこそこ回復したしカミラさん、探しに行きましょうか」



「ん、賛成」



 私達は、一度伸びをしてグータッチをして洞窟を後にした。



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