自販機
転成するにせよしないにせよこの自販機は使うことになるみたいだからとりあえず説明書を読む
説明書曰くこの自販機は欲しいものを思い浮かべながら適当なボタンを押すとジュースが出るところから思い浮かべたものが出てくる魔法の自販機らしい
ジュースが出るところのサイズ的に何でも出せるの部分は無理そうに見えるが魔法の力でどうにでもなるらしい
試しにバーベルを思い浮かべながらボタンを押してみたらすさまじい音を出しながらバーベルが出てきた
そしてメーターの部分をみると満タンの状態から少しだけ減ってる気がする
そこまでゲージが減ってないので使い切るのが大変そうだな
と思っていたら説明書にゲージが無くなる前に神様を呼びたいときは呼び出しベルを思い浮かべてそれを使えば神様を呼べますと書いてあった
一瞬でゲージの問題も解決してしまった
それならばとダメもとで俺がいた世界でもっとも効率的な筋トレについて書いてある本と思いながらボタンを押してみた
すると本が出てきた
本物なのかはわからないが説明書通りならこの本には効率的な筋トレについて書いてあるのだろうマホウノチカラッテスゴイ
すごすぎて実感がわかないがこれなら生前の夢が叶うかもしれない
生前俺はブラック企業に勤めていたせいでろくに筋トレが出来なかった
転生すると記憶を失い赤ちゃんになるからここでムキムキになっても全く意味はないが
あの世にあるこの部屋は外より時間の流れが遅いらしいのでゲージがなくなるまでの間くらい筋トレしてみるのもいいかもしれない
生前の無念を晴らすべく俺は筋トレを始めた




