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仮パーティー

 彼女たちの話によると最近街の周りのモンスターが凶暴化していて全体的にクエストの難易度が上がっているらしい。

「それでE以下のクエストが少なくなってるんだけど、わざとそのランクのクエストを率先して受けてる高ランクがいんだよ」

「なるほど、でも受けることはギルドのルール的に問題ないですよね?」

 ランクの高いクエストはその分危険があるだろうし危険の少ないクエストを選ぶことは別に不自然じゃない。

「それがクエストの数が少ないしすぐ終わるから嫌がらせを手伝えってそいつらがあたし達に言ってきたんだよ」

 俺はその手伝いだと思われたってことか

「ギルドにその事を報告したあと、Eランクのボードを見たら明らかにあたし達よりランク高そうな人がいたから突っかかっちまったんだ」

 すまねぇと謝るリサさん。がたいがいいのも考え物だわ。


「まあ誤解が解けてよかったです。それにしてもクエストの数が少ないのなら街の外で狩りでもした方がいいですかね」

 他の人に悪いしランクを上げたいわけでもないからブルーウルフみたいなのをまた狩ればいい気がしてきた。

「うーん、Eランクだとダンジョンに入れてもらえないとか結構制限があるから微妙だと思うんだよね」

「なぁ、だったらしばらくの間あたし達とクエスト受けてみねぇか?」

 リサさんからパーティーのお誘いが来た。

「あたし達と一緒ならDランクのクエストも受けれるから他の奴らの仕事とることにはならねぇだろ」

「それいいね、ブルーウルフを倒せるレベルならDランクでも大丈夫だろうし、どうする?」

 シアンさんも乗り気のようだ。冒険者についてちゃんと学べるいい機会だから受けよう。

「断る理由がありません、よろしくお願いします!」


 そうしてこの後Dランクのクエストを受けることになったので準備のために一度解散した。


 集合までまだ時間があるからクエストの場所を

一回下見してくるか




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