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ギルド

検査が無事終わりそのままギルドに向かう


 ギルドに入った俺は、早速冒険者になるために受付へ向かう。


「冒険者ギルドへようこそ、どういったご用件ですか?」


「あの、冒険者の登録にきました。」


 女性の職員が応対してくれた。なんというか胸の主張がとてつもない格好をしている。職員の制服っぽいが胸元の防御力がかなり低くてとてもけしからん。


 今までの俺ならテンパって話どころではないが神の魔法を修得した今の俺は違う。

 俺は魔法「謎の光」を発動した。

 この魔法は俺の視界に入るエッチなものに不自然に光が差し込むという最強魔法だ。

 おかげで胸のところに不自然な光が差し込んでいて、さっきまで顔見ようとするとつい胸に目がいってしまったところが、どれだけ目を凝らしても光のおかげで胸が全く見えない。




「あの、私の胸に何かついてますか?」

 光を見すぎたせいで変に思われてしまった。

「な、何でもないです…」

 …光ってるのうっとうしい上に結局光ってる意味なかったし魔法解除しとくか…

 気を取り直して登録の手続きを済ませていく。



「こちらが冒険者のカードになります」

 さっき倒した狼を登録料代わりに渡して簡単な手続きを済ましたら冒険者になれた。

「さとしさんは戦闘向きのスキルは持ってないようですけど魔法適性がCもあるので冒険者のランクは最初からEランクスタートになってます」

 普通はFランクらしいけど1ランク差だしそこまで目立たずに冒険者をやれそうだ。神の魔法の事もバレてなさそう。

「そしてブルーウルフの素材代から登録料と素材解体の手数料を引いたお金をお渡ししますね」

 受付の人から結構な量の銀貨が入った袋を渡された。

「ありがとうございます!狼でこんなにもらえるんですね」

 たぶん1ヶ月生活できるくらい入ってるぞこれ


「ブルーウルフの状態がとてもよかったので通常の倍の値段で買い取らせていただきました。あまりにきれいだったので解体の人達が驚いてましたよ、魔法適性が高いとこんなこともできるんですね!」

 受付の人のテンションが高くなってる。

「いやー、他の冒険者の人達と一緒に戦ってたまたまうまくいったんですよ」

 狼でこれならあの森の魔物は出さないほうがいいな。




検査結果


・魔法適性 C


・スキル

 鑑定

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