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死の騙し合い
#2 自己紹介
ここでの脱出方法は1つしかありません
「kokodenodassyutuhouhouha1tusikaarimasenn
ここのなかにいるひとのなかでこの脱出ゲームを
kononakaniiruhitononakadekonodassyutuge-muwo
開催した張本人がいるよ
kaisaisitatyouhonnninngaimasu]
みんなが動揺する。
「おいおい、うそだろ?」
「誰だ出てこい。そのふたりのどっちかだろ」
「ふざけんじゃねえよ。こんな気味悪いゲーム」
みんなで言い争う。
と、そのとき
「おい、ここにのこぎりがあるぞ」
驚きながら自分のとなりを見る。
となりにはのこぎりがある。
そしてもう一人が
「なあ、ここは言い争わずちょっと自己紹介というか、、、そういうことをしないか?」
たしかに、ここは他の人の名前を覚えたほうがいいかもしれない。
そう俺は思った。
「じ、じゃあ、言いだしっぺの僕から。真白 敬だ。
次は自分が行った。
「ぼくは、荒田 礼治」
「俺は、菊地 仁だ」