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俺と吸血鬼の異世界ライフ  作者: ハスキー
1/5

信頼が生む恐怖

 異世界転生して楽しいファンタジーライフを送りたい!


誰もがそう思ったことがあるだろう。だが、近代の科学は歴史に名高い様々な偉人のおかげで進歩しており、魔法だとか、スキルだとか、ましてや人以外の種族は絶対に存在しない。そう言い切れてしまう..はずなのだが...


西暦2310年 東京都 am7:00

 俺はいつものように会社に出勤した。

オフィスに入って

「おはようございます」

といつものようにいろんな人に挨拶した。

「昴君っ!おっはよう!」

「おはようございます。由奈先輩。今日も元気ですね」

この人は俺の上司の梓由奈先輩。入社した時からずっとお世話になってて、すごく頼れる人だ。

「あったりまえだよ。元気にしてれば、きっといつか良い事があるからね!」

「そ、そうですか。頑張ってくださいね」

am11:50

 お昼休憩の時間だ。今日は気晴らしにどこか食べに行こう。

「和人。一緒に食べに行こうぜ」

幼なじみの和人を誘った。

「いいよ!で、どこ行く?」

「そーだなぁ。じゃあすぐそこのラーメン屋行こう」

pm1:10

 昼食もとって仕事再開。仕事終わり先輩に頼まれてることがあるから、今日は早く終わらせよう。

pm5:00

 結局いつも通りの時間になってしまった。急いで呼ばれた場所に向かった。

「先輩!遅れてすみません」

「あっやっと来てくれた。もう昴君おそーい」

「すいません。ところで用事ってなんですか?」

「それはねぇ」

と言われた瞬間先輩が抱きついてきた。

「せ、先輩!?どーしたんですか、こんなところで」

「私昴君の事好きになっちゃったの。だから責任とって」

 次の瞬間

ぐさっ

「えっ...先輩...どーして...」

先輩に抱きつかれてお腹を刺された。血が止まらない。意識が朦朧としてくる。

「あははは。いい眺めだわ。一回人を刺してみたかったのよ」

「なんで..俺を」

「だから、さっきもいったでしょ。私があなたを好きになっちゃったからよ」

そんな理不尽な事があるのか。と言いたかったがそんな言葉すらもう出せなかった。









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