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現実と想像、どちらがいいの

作者: Soraきた

僕の思い違い

君に堂々と言えないことが

この恋のこと

明日会えるから

明日のうちに話をしよう

だけど、明日のいつに話をしようか?


僕は夢の中で

君を登場させる

今夜の君はちょっと機嫌が悪い

こんな夜中にわざと登場させて

ため息から始まる君の表情は

いつになったら

ご機嫌が直ってくれるのか

とても不安だ


君に聞きたいことがあるんだ

「10秒で話して」

君はすかさず言葉を投げてくる

10秒って・・・・

僕が戸惑っているうちに

この貴重な10秒が終わりを告げる



僕が残念そうな顔を見せると

君は

「情けないな、男のくせに・・・」と



もう一度、チャンスを・・・

僕の願いも叶わず

今夜はそこで目が覚める



今夜な君は僕に手厳しい

恋愛はそんなに甘いもんじゃないよと

言いたげに・・・


目の前に出されたデザートを

想像してみて

それが甘いものと

決めつけてはいけない

本当のところ

中身は辛いのかもしれない



想像と現実

今の僕には両方が存在してる

夢の中の君と

今日、約束通りに会って

僕の目の前にいる君と

現実と想像


今日の君は

どちらの君か


もしかしたら、

恋は

現実と想像を繰り返して

存在するのかもしれない


どちらの君か

僕は早く夜が来て

夢の中の君に会いたいと思うのか

それとも

今、目の前の君に

もっと恋をして

胸がときめいて

夜も眠れない僕でいるのか・・・

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