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観測者達~27柱~

神々は、観測していた。

誰が誰を加護下に置くかを話していた。

今現在、報酬を聞いてよく理解していないヴォイヅェルト達を見ながら。


「Aの彼は、常識がありませんし、少々ぶっ飛んでいますがなんにでも一生懸命で才能溺れていない。非常に好感が持てますね。」


天空の女神の白い方が自分の意見を語った。


「苦手なことに挑み、邪魔者にされて隅っこで小さくなっているのも可愛かったわ。」


天空の女神の黒い方がさらに意見を話した。

他の女神達も縦に首を振った。


「「僕達も彼は、お気に入りさ」」


双子の創造神が2人揃って言葉を発した。

創造神と天空の女神は、2人で1柱の神である。

天空の女神は、双子ではないが姉妹である。


「Bは、聖女になるべく頑張って要るようですな。


好好爺とした慈愛神が嬉しそうに語った。


「Cは、またどうしようもないヤツになったものだ。親の地位を傘にやりたい放題だな。」


呆れたように炎神が呟いた。


「Dは、ずいぶんと変わったね。BとDの2人は、お互いの前世を知っても関係を変えてない。お互いに教えあい、支えあっているね。」


男装姿の絆の女神は、優しいイケメン風の微笑で語った。


「Eは、ずいぶんと強いようだが、性格的な部分で嫌われて孤独だな。両親も犯罪に加担して犯罪奴隷みたいだしな。」


腕を組んだ破壊神がEの現状に触れた。


「Fは、両親が殺されて叔母夫婦に引き取られたみたいだな。かもなく不可もなくって感じだな。」


遊戯神が興味なさそうに下界で流行りのチェスを弄りながら呟く。


「てかーそれよりも早く決めようよー誰が誰を見守るかーワタシーGきぼー」


爪を研きながらギャルギャルしい恋愛の女神が自分の希望込みで急かす



こうして神界では、話し合いに入った。

誰を加護下におきたいか?

どうして加護下におきたいか?

加護を与える為ではなく、

観察が目的である。





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