旅人の町ザガ~登録と臨時超収入~
身分証を持っていない子供達は、関所で軽い面接とベンラム商会の承認申請書を済ませ、入場料を支払い町へ入った。
入ってすぐ馬車を飛び出そうとしたクレアルージュをメリッサが取り押さえまずは、宿を取った。
商隊の出入りも多い町のため大部屋を男女一つづつ部屋を取った。
素材の売却と冒険者仮登録の為にこのあとは、冒険者ギルドに向かう事になった。
商業ギルドは、時間がかかりそうな為に明日にした。
明後日の朝には、また旅が始まる。
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宿の部屋を確認したあと徒歩で冒険者ギルドへ向かう大通りの真ん中にギルドの建物が固まっているため、商業ギルドも近い。
冒険者は、仮登録だけなら試験もない。ただし障害がある人や子供の為のお試し制度である。15歳からは、本登録ができる。
現在ヴォイヅェルト達は、説明を受けていた。
・仮登録期間は、10歳から17歳までであり、障害などの事情がある場合は、また別である
・15歳から17歳の間に本登録する場合は、仮登録中の成果または、推薦が必要となる。
・仮登録中犯罪の疑いがあればすぐに失効してしまうが、疑いがはれたらすぐに再登録でき、以前の成果もそのまま認められる
・検問の出入で基本的に通行税が免除になるが国境を越える場合や国境の街は、通行税が必要となる。
・テイマーは、1匹までは、通行税がかからないが2匹目からは、かかる
・基本自己責任。
と
かなりあっさりした説明だった。
簡単に登録が終わった為、旅の間に狩り溜まった魔物を売ることにした。
魔法鞄ごと受付嬢に預けた。
説明する前に鞄に手を突っ込みワイバーンの頭を受付嬢が引っ張り出した。
受付嬢は、気を失った。
そのあと別の人が担当してくれたが、量が多い為、明日とりにくる事になった。
しかし朝になりとりにいくと、予定変更で報酬多すぎて冒険者ギルドに預けることになった。
冒険者バンク制度
仮登録でも使えた。