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願望を抱いて転生を  作者: [装備]片栗粉(紙袋のヤツ)
クーベリカ村の日常
17/26

痛い

朝起きるとまだ双子の妹は、眠っていた。

ヴォイヅェルトは、着替えて早朝訓練に出掛けた。

村を出る話が現実味を帯びてきたことで今は、剣術、体術を中心に学び、杖を兼ねた大鎌での戦闘を研究していた。

ジェスロは、剣術から双剣術にシフトしていき、アスカは、短剣術と弓術に絞り弓は、あえて小型のものにしていた。

クレアルージュは、全てまんべんなく学び錬金術と魔術、魔法から新たな武器を作っていた。

朝の訓練は、村を出て学園に通う組と村に残る組に別れている。

攻める戦い方と守る戦い方、個人戦闘や集団戦闘と実戦を意識した訓練を最近は、繰り返しており毎回ケガをしない者がいないほどだった。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

   



訓練中に気合いが入ったヴォイヅェルトとジェスロは、ボロボロだった。

ジェスロは、両手骨折。ヴォイヅェルトは、顔が原型を留めていない。

満身創痍の中でもインパクトの強いケガがその他をかき消していた。

クレアルージュが錬金術回復薬をヴォイヅェルトの顔面にぶちまけ、ヴォイヅェルトがヒールをジェスロの両手にかける。

回復のあとアスカに軽く怒られる。


何が起きたかというと、内功系の魔装武術を練習していた。

ジェスロは、コントロールが足りず岩を思いっきり殴り自爆。

ヴォイヅェルトに関しては、コントロールは、完璧だったが、お粗末な体術により砕いた岩が顔面に複数命中。 

満身創痍な理由は、その他のダメージもヴォイヅェルトの自爆、それにジェスロが巻き込まれた。

クレアルージュとアスカも巻き込まれていたがアザができる程度だった。


「「「痛い」」」

「うん。ごめん。」


3人の一言に素直に謝るヴォイヅェルト。

「体術頑張ろう」とヴォイヅェルトが人知れず決意する朝だった。







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