創造神、ぶっちゃける
ヴォイヅェルトが寝る準備をしているが、なぜか「寝ない方がいい」と自分の中の何が語りかけてきた。
ヴォイヅェルトは、それでも寝ることにした。
ベッドに入ろうとしたとき、部屋のドアが開いた。
「いっしょに寝るー」
「いっしょー」
フランシスカとプラムシリカだった。
「おいで」
よくあることだ。
いつもみたいに右にフランシスカ、左にプラムシリカの状態で3人仲良くベッドに入った。
そしてそのまま眠りについた。
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ヴォイヅェルトが目を開くと白い空間に転生前の姿でいた。
「「やぁ久しぶり報告があるから呼んだんだ。」」
双子の創造神がそこにいた。
そして声がでなかった。
「「めんどくさいから思考しかこちらに引っ張ってないんだ。だから転生前の姿で見えてる。さらにしゃべれない、動けない、一方的にこちらが話をするだけだ」」
そうすると双子の創造神が光の玉を2つ呼び出した。
「「その玉は、君たちと同じ転生者だ。ただし産まれる前に亡くなった水子というやつだね。」」
そう告げると光の玉は、消えた。
「「君たちが亡くなり転生する間に10年ほど経っている。その間にさらに10人の転生者前後3年以内に転生させている。そして6人ほど転移者が現れる。転移者は、4、5年以内に勇者召喚で現れるだろう。水子だけは、特別だけどあとの転生者は、君たちと同じ条件だから。でも面倒だから今日を境に10歳より下は、明日から思い出させよう。神々のルールでも世界の危機なら変更可能なんだ!あはは。それを伝える為に呼んだんだ。じゃあまた機会があれば会おう!」」
双子の創造神が話終わると目の前が真っ白になった。
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目を覚ますと見慣れた天井が見えた。
光の玉は、多分フランシスカとプラムシリカなんだろうとヴォイヅェルトは、なんとなく思うのだった。
他の転生者は、急なルール変更によりこのあと徐々に記憶が蘇るらしい。
「寝よう」
ヴォイヅェルトは、呟くと眼を閉じるのだった