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願望を抱いて転生を  作者: [装備]片栗粉(紙袋のヤツ)
クーベリカ村の日常
12/26

占いババアの孫娘全員帰還。

占いババアの孫娘は、4人いる。

全員、村を出ているが全員帰ってくるとのこと

占いババアには、1人娘がおり彼女は、父親に似て武芸に長けていた。冒険者としてBクラスの活躍を示したあと結婚して帰ってきた。そして娘を4人産んだ。上からニッキ、シーリン、メリッサ、ライラである。

ニッキとシーリンに関しては、冒険者として4人パーティーを組んでいたがそれぞれパーティーのメンバーと結婚。妊娠がわかり急遽帰ってくることが決まった。ヴォイヅェルトとクレアルージュも動員して2件家を建てた。わずか5日の出来事である。

メリッサとライラは、修行が終わったけどすぐには、完全に帰れないため、一時帰宅の様だ。何の修行かは、知らない為にどちらかが占いババアの後継者だろう。


「ライラさん後継者とかヤバいだろ」

「そうだよね。腹黒だもんね」

「ワタシは、ライラさん好きだけど…占いは、遠慮したいわ」 

「おで誰も知らないんだな」


占いを受ける4人がそれぞれ心情を語った。ライラに弱味を握られ膝から崩れ落ちるおっさん達を見た記憶がデルコ以外に鮮明に蘇る

 

「馬車だっ!!」


村の高見台から声が響いた。ヴォイヅェルトは、重力魔法『グラビティ』を使い浮遊、遠慮魔法『イーグルアイ』を使い誰かを確認した。すると人懐っこい笑顔でシーリンが大きく手を振った。

隣には、勇猛そうな大男が手綱をに握っていた。

シーリンが手を振っていると中からニッキが顔を出した。2人は、一緒の様だ。

ヴォイヅェルトが地面に下りるとまた話を始めた。


「多分全員帰ってきた」

「全員確認したのかしら?」

「俺が確認したのは、ニッキさんとシーリンさんだけだ」

「なるほどヴォイヅは、メリッサさんとライラさんがわざわざ護衛を雇わないで姉妹全員で帰ってくるっていいたいのかー」

「そういうことだ」

「ワタシは、そこまで考えなかったわ」

「僕も言われればわかるけどいきなりは、無理かなー」

「とりあえず行くんだな」


4人は、出迎える為に村の入り口に向かった。




~~~~~~~~~~~~~~~~




「おーーーい」


元気な声が聞こえてきた。シーリンの声だ。ヴォイヅェルトは、再び『イーグルアイ』を使った。

馬車の中には、さっき確認したニッキだけでなく。物静かそうな男、メリッサ、ライラの姿があった


「予想通り全員いるな」

「ヴォイヅは、相変わらずすごい推理力だわ」


ヴォイヅェルトは、自分の予想が当たっていたと告げて、アスカは、馴れた様子で驚き通り越して呆れていた。

   




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





「着きましたね」

「いやー変わらねーなー」

「懐かしい……」

「空気ヤバいね。マジうまいね。」


ニッキ、シーリン、メリッサ、ライラの順にそれぞれ思ったことをいったあと出迎える村人達の方を向いた


「「「「ただいまっ!」」」」

 

4人が声を揃えていったあと子供たちが


「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「お帰りっ!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


と言ったあと大人が口々に「お帰り」と声をかけて言った



~~~~~~~~~~~~~~~



ライラは、魔道具職人になっていた。工房建築の相談での一時帰宅だった

メリッサが占いババアの後継者だった。


シーリンは、ヴォイヅに近づいて話かけた


「ヴォイヅ、浮遊は、どうやったんた?」

「重力魔法を使ったんだ」

「重力魔法?って混合属性か?」

「土属性昇華の地属性に雷属性」

「なるほど。私の属性じゃ無理だね」


シーリンは、魔法使いで細かな魔法をヴォイヅェルトに教えた姉弟子に当たる。ダンヘルドの弟子でヴォイヅェルトの人格形成に多大な影響を与えた人物である。


ニッキは、笑顔でジェスロの頭を撫でていた。


「大きくなりましたね」

「はい。もう12ですから」

「手紙では、自力で学校に行くと書いてありましたが行けそうですか?」

「勿論です。ヴォイヅの非常識の恩恵を受けています。オレ達孤児の為にその非常識を使ってくれています。自重をしないので止めることもありますが………」

「ふふ…元気そうで良かったです」


メリッサがクレアルージュとお互いのメガネを交換して掛けた


「「だて眼鏡」」

「「……」」

「「ブフッ……」」

「相変わらず…」

「お互い様だよ。メリッサさん」


ライラとアスカは、再会を喜び会っていた。


「アスカちゃんっ!」

「ライラさん」

「「久しぶりーー(抱っ)」」

「お互い成長してもちんまいねっ!」

「ワタシも希望は、捨てたわっ!」


大男は、名乗った。


「ガイだ。猪の坊主よろしく頼む」


物静かそうな男が名乗った


「ベスターだ。」


デルコが名乗った


「おでデルコ。新居に案内するんだな」




新しい住人と帰ってきた4姉妹。さらにこれから育つ芽吹いたばかりの命。

また楽しくなりそうだ。     







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