始まりと選定
かつて双子の神がそれぞれの世界を創造した
だが双子は、お互いがお互いを補いあってきた為に
極端な世界が完成してしまった
しばらくしてそれぞれの世界に人間、獣人、エルフ、竜人、動物や魔獣などが生まれたがやはり少しずつ違っていた
双子の神は、足りない点を補う為に2つの世界をひとつにした
そして魔人、悪魔、魔物、精霊、妖精が生まれ現在に至る
そして
同日同時刻に命を落とした10人が地球の日本より導かれた
1人は、病の末に力尽き
1人は、激しい暴行を受け苦痛の中で
4人は、暴行の加害者で逃走中の事故により
2人は、姉弟で来世で結ばれる為に心中を
1人は、いじめが原因の自殺
1人は、大往生の末の老衰だった
創造神の間に転生の際のルール5つある
①選定し転生する場合は、選定基準をひとつ定める
今回は、同じ都市で同日同時刻に死亡した者だった
②同時に複数選定する場合は、名前を忘れさせなければならない
これは、魂を送り出す側の義務である
③魂の記憶や願望を消しては、ならない
これは、転生根源として必要なため
④多少の加護は、いいがチートにしては、ならない
一からスタートのため、ただし成長してチートになるのは、大丈夫
⑤チートにしては、ならないが必ず転生前のスキルを改変して与えないとならない
改変せずそのままにすると世界が混乱を起こすことがある
双子の神は、全員に願望に合わせた出生地が場所が決めた
さらに人間の母親から生まれるようにしていた
そして最後に記憶の封印は、10歳の誕生日の1ヶ月後に少しづつ部分的に解かれるようにして送り出した