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我が心の内の大乱闘  作者: そうちやん
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別にヤリ目じゃないんです代☆〜(^え^)〜

心地よい夜明けの涼しさ、じきに夏が終わると思うと少し寂しい。鈴虫(多分そう)の鳴き声が聞こえる。9月は秋なのだろうか、と私には季節感・・・というより常識がないので、季節の変わり目にどういう服を着ればいいのかとか、どうでもいいことで悩んでしまう。

最近はダイエットのため夜明け頃にランニングをするようになった。大学受験の時に増えた肉が今も身体中に居座っている、悲しいことに皮下脂肪というのはまず内臓脂肪を燃焼させなければ減らないようで、私に1日1食という拷問が課されるはめになった。身体のあちこちによけいな肉が付いているといってもそこまで肥満体型ではない、情けないことに筋肉の無さに救われている。

4か月ぐらい前、ちょうど大学に入る直前のころの私なら、自分の体型や服を気にすることもなかっただろう。何故私の志向にこれだけの変化が生まれたかといえば、正直にいうと女子にモテたいからだ。高3のころにも、おもにSNSで自分と同年代(に±)ぐらいの女子に声をかけては会って遊んだりもして、相当女子が好きだったが、今の私とその頃の私には明確な違いがある。将来性だ。

SNSで出会いそのまま現実で会って遊べるような女子は、大概はどこか一般人とは違うタイプの人間で、貧乏だったり悲惨な家庭環境だったり(私以上に)人格に難がある人間だったからか、服装にあまり気を使わない女子だったりする(当然私もそれらの女子も人間として最低限の清潔感は保っているが)。そして、そのような女子の多くには将来性が無い。大学に行こうとすら考えない。

別に、大学に行っていない人間を卑下するわけではない、大学に行かずにも社会的な成功を収め人から尊敬されているような女性も(それが誰かは知らないが)大勢いる。

しかし、先人たちの知恵ともいうべきか、一般的な事柄として、育った環境が違い過ぎる人間同士は合わないのだ。例えば、私の父と母は比較的似たような環境でそだったからこそ今でも離婚せず私を育ててくれていると思うのだ。その親に育てられた私が今こうしてこの妙な日記を書いているとしても、ある程度真っ当で裕福な家で生まれ育ったのは事実だ。

総括すれば、今私はそこそこ良い大学の学生でSNSで変な女子を見つけるよりももっと堅実で実益の多い選択肢を持っているということだ。

ここまでで、私がどんな人間関係であろうが女なら結婚を前提にしてしまう異常な男に思えるかもしれないが、当然ながらそれは間違いだ。私はそこまで自分の人間的な魅力を信じてない(むしろヒエラルキー底辺の糞隠キャラだ)し、非常に内向的な人間なので女子に振り向いてもらえるかどうかすら怪しい。だからこそ、ダイエットをし、服装を正し、勉学や趣味に励みつつ、必死こいて女の尻を追いかけているのだ。(2019/8/29)

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