表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/80

弓聖対紅天使②

『第一回イベント:パーティの部。二回戦にして注目のカードが出そろいました。

 二回戦第一試合 『弓聖:夜々』率いる野良パーティVS『紅天使:レイズ』!!!

 二回戦第二試合 『氷結の魔女:アイン』率いるパーティVS『ケモナー同好会:第二パーティ』

 二回戦第三試合 『魔姫:ユキ』率いるパーティVS『パーティ:猛き者』

 二回戦第四試合 『ケモナー同好会:第一パーティ』VS『パーティ:勇気の(つるぎ)

 残り八チーム。どこが優勝しても可笑しくありません。第一試合は単身であるレイズさんが不利なようにも感じますが、個人戦や一回戦の様子を見ると、何が起きても可笑しくありません!では、二回戦第一試合を開始しましょう!

 皆さん準備はいいですか!!!』


「OKだ」


「同じく」「「「「「ああ!」」」」」


 レイズが答え、それに続いて夜々とそのパーティも返事をした。


『それでは、二回戦第一試合!


 開始!!!!!!!』


 司会の合図とともに試合は始まった。


 夜々のパーティは盾役(タンク)三人、魔術師一人、僧侶一人、そして弓使いの夜々だ。前衛後衛の割合は半々だが、前衛は攻めるためではなく後衛を守るための壁の様だ。

 レイズの戦い方は基本的に近距離戦か中距離戦だ。対レイズ戦には効果があるが、それこそアインやユキ、ケモナー同好会の使う飛べる魔物が相手の時につらそうだ。

 しかしレイズは魔法を使えないのではなく、使っていなかっただけだ。個人戦のcarton戦でも魔法は使っていた。

 夜々と魔術師は矢や魔法を放つが、ことごとくレイズが切り裂いていく。


「このままではジリ貧だな。盾役前進!」


 そのような状態が十分も続くと、観客の方は盛り上がっているが、夜々は痺れを切らしたようで盾役を前へ出してきた。


「ようやく前に出たな。【空歩】」


 レイズは盾役がすぐに戻れないところまで前進すると、【空歩】を使い盾役を超えて後衛の前に出た。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ