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北の山脈 ボス戦①
今回は早めの投稿です。
これからもよろしくお願いします。
レッドグリズリーは、身体中に紅い闘気を漲らせた熊だ。
ジャイアントビーはその名の通りただ大きいだけの蜂だ。
「すまない、レイズ。俺達じゃ熊の方は無理だ」
「すいません。お兄さん、熊の方は頼みます」
「おう。任せとけ。熊なんかに負けるわけねぇよ」
「じゃぁ、蜂の方は撒いとくよ」
「よろしくお願いします」
2人はそう言って蜂と戦い始めた。
レイズは弓を構える。
人形に近い魔物を相手にするのに、一番効率良くダメージを受けずに倒すには、近づかなければいいという思いのままに弓術をとり、いつも通りのハイスペックでレベルを上げた。
取得したのは山にはいる前だったのにも関わらず、レベルは既に3だ。
弓を構えたレイズは、矢を放ち始めた。