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北の山脈①

ゲームを始めたレイズは、いつも通り、噴水の前に向かった。

噴水の前に着くと、準備万端な様子の二人がいた。


「よう、二人供。それで、今日はどこに向かうんだ」

「今日は、北の山脈に向かおうと思います」

「どうしてだ?」

「お前の職業を考えてって言うのもあるし、一番簡単なマップだけれども、登るだけで疲れるから諦めるしかないから殆んど攻略されていないって言うのが理由だ」

「山脈で取れる素材としてはハードスパイダーの硬糸などが有名です」

「そうなのか。二人も欲しい物があったら言ってくれ。できる限り用意するから」

「それは、ありがたいな」

「私たちに手伝えることがあったら言ってくださいね」

「そん時はよろしく」


三人は北側の門を抜けると山脈へと向かった。

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