
「マルコさん、明日から三日間お休みもらえないかな?」
クリシアはダイナーでウェイトレスをしている。
店長のマルコはシフト表を指し、目を細めた。
「……そうか。何とかしよう」
「ごめんなさい……急に」
「いや、いいんだ大丈夫。子供たちも手伝ってくれるし、大丈夫だ。ゆっくり休めばいい」
少し間を置いて、マルコはちらりとクリシアの表情を窺った。
「まさか……会いに行くのか? ブリウスに」
「………」
「今は危険だと聞いていたが」
「……でも平気、心配しないで。何も起きないわ」
クリシアはもう我慢の限界だった。
ブリウスは会いに来るなと言ったのだ。
