ゲームセンターCX 有野の挑戦状 1、2
時代はいきなりDSまでひとっ飛び! 我ながら適当です。
もういつものことなのでカミングアウトも面倒ですが、筆者はこのゲームの元ネタの番組を見たことありません。でも、雑誌とかでなんとなくは知ってます。購入の決め手はやっぱり古き良き時代のレトロテイスト。そのレトロ調ゲームが数本収録されてれば、素直にお得感を感じるってもんです。。
1をプレイした時はどのゲームも丁寧に作られていて正直、いい意味で裏切られました。ハグルマンは猿のようにプレイしたし、RPG(タイトル忘れた……)も結構骨太。さすがに何周もはしませんでしたが、2がリリースされると知った時は即座に購入を決めました。
で、この2がまた凄いパワーアップぶり。収録本数も増え、ギリギリジャンプなんてミニゲームはミニゲームとは思えないほどしっかり作られてる。
特に筆者がハマったのが無敵拳カンフー。最初は苦戦したけど、ゲーム内の攻略本に載ってた裏技を駆使しているうちに、自力でクリアできるようになった時は感動さえ覚えました。
そうそう、このゲームって、攻略本が収録されてるのがありがたいんですよね。特に救済措置とか。他のゲームもこのシステム採用してくれればいいのに。まあ、それやっちゃうとゲーム誌や攻略本での二次収入がなくなっちゃうので、現実的ではないんでしょうね。
収録ゲームはどれも名作と言っていいデキで、それこそファミコン時代に出てたら語り継がれる人気作になってたでしょうに。それだけが悔やまれます。
それとこのゲーム、つい夢中になってやっちゃうのはゲームの面白さだけではありませんね。
プレイヤーのプレイに応じたリアクションを隣のありの少年が情感たっぷりに返してくれるのが嬉しいんですよ、これが。
ミスれば「だめかー」 クリアすれば「楽々ショーンや!」 その豊富なリアクション。この、隣の観戦者のリアクションもゲームの楽しさであり、モチベーションでもあるのでしょう。筆者は家に友達招いてゲームした記憶はあまりありません。しかし、本作はその楽しさ、嬉しさを疑似体験させてくれます。真・三國無双の「お主こそ、真の猛将よ!」とかホメてくれるのと一緒ですが、臨場感は本作の方が上でしょう。
筆者は見たことありませんが、ゲーム実況なんかも本質は同じなのでしょうか。
やっぱりゲームって、コミュニケーションを楽しむツールでもあるんだなって、本作は改めて教えてくれます。