装甲騎兵ボトムズ 青の騎士ベルゼルガ物語 〜カスタマイズ〜
さて、とりあえずATもゲットして、バトリングに出場。まずは金を稼がなくては。幸い相手は弱い下位ランカーばかりなのでコツさえ掴めばすぐに勝てるようになります。まず遠距離射撃で牽制し、接近戦になったらすれ違いざまにパイルバンカー! この黄金パターンでほぼ勝てるでしょう。ヌルゲーマーでも楽しめる難易度が好印象です。
金が入ったらATカスタマイズにいそしみます。
ゲーム誌とかは「自由にカスタマイズ!」とか、小、中学生を無闇にアオリまくってましたが、いわゆるエンスー的なものではなく、単純な装備の載せ替えで性能を上げていく、といった感じ。まあ、小学生に本格的なパラメータ変更とかは難しいので、正しい判断だと思います。そもそも筆者自身、究極のエンスーゲー、「グランツーリスモ」はお手上げでしたから!
装甲を付け替えて防御力上げたり、武装を変えたりはもちろんのこと、塗装したり、テーマ曲を決めたりもできます。テーマ曲ってのは勝利時のジングルなんですけど、これが何気に名曲揃い。プロレスの入場曲のようなアツさがあり、試聴するだけで時間を忘れるほど。塗装は部位ごとにかなり細かく塗れるコダワリ仕様。これはもう右肩を紅く塗れって、暗に言われてるようなものですな(笑)。
カスタマイズはハンガーで行いますが、ATも売ってます。高いけどスコープドックとか、メジャーな機体も買えますが、すでにベルゼルガ持ってるのであまり買う意味もない(笑)。しかもATは処分はできるけど売れないので換金できません。なので、序盤は性能アップや武器に金を投入することになります。バトリング会場では無法の街らしく賭博もできますが、一点買いしかできないので資金調達には向きませぬ。
そんなこんなで腕とAT性能をアップさせたところで酒場へ向かいます。本作は特定の人物と会話をし、イベントをこなすことによってストーリーを進めるのです。
最初は元軍人の老兵士と手合わせバトル。小手調べとばかりに割と簡単に勝てました。しかも勝ったらご褒美に老兵士のスコープドックをプレゼントされちゃいます。これで手持ちのATはベルゼルガとスコープドックになったよ……。
その後、人助けついでにゲスパ・ラビトットというワルをバトリングで懲らしめたり、そのゲスパが兄貴分連れてきて(この兄貴分もおいしいキャラです)逆に返り討ちにしたり、順調にストーリーを進めます。
ちなみにマッチメイカーも自由に変えられます。酒場で契約しなかったマッチメイカーに話しかけると「やっぱり気が変わったの?」みたいに聞かれるので「はい」を選択するだけで移籍完了です。……契約書さえ交わしてないんでしょうか。このあたりのユルさが無法の街の所以でしょう。