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機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜 〜少年は大人になる〜

 それでも本作を手放すことができなかったのは、難易度はさておき、それなりに面白かったからです。歴史SLGのように国作りはできませんが、次々と新しい兵器がロールアウトし、戦線に投入できた時の快感は光栄系SLGでは味わえないものです。当時は知りませんでしたが、同じ光栄系なら提督の決断が本作に近いと聞いたことがあります。しかし第二次大戦などよく知らないし、兵器マニアでもない筆者は提督は未プレイです。このあたりが光栄ファンは名乗れないエセ光栄ファンの悲しさ。翼賛ゲームと勘違いされてどこかに訴えられたとか、そんなどーでもいいゴシップしか知りゃしません。


 ともかく、筆者は本作を手放すことなく所有し続けていました。今は手も足も出せないけど、大きくなったらプレイできるんじゃないかな? などという下心もちょっとあったし、ソフトと同時に攻略本も出てましたから。まあ、攻略本読んだくらいでどうにかなる難易度とも思えなかったので、買う気もありませんでしたが。


 それからはしばらくゲーム誌立ち読みで情報収集。スルー移動なんて裏テクも知りましたが、敵中で孤立するメリットがイマイチ理解できず。光栄系SLGに慣れた身には、またすぐ奪い返される土地の意味が見出だせなかったんですね。まさに土地に縛られし者の発想! 金と資源を贅沢に投入し、人命も軽視する戦争というものを知らない貧乏人には向かないゲームだったのです。

 そうこうするうちに雑誌の攻略は第二部に突入。もはや完全なお手上げ状態に。若さゆえのなんとやらという名言を噛み締めつつ、もはや本作を購入した事実など黒歴史になろうとしていました。


 しかし、一年くらい経過して、攻略指令書発売の一報が舞い込んできたのです。

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