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機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜

 もはや筆者ごときがレビューするまでもないほど語り尽くされた名作ではありますが、なにしろ自身のゲーム経験が乏しいので致し方ない面もあることをご容赦ください。

 本作は今更説明するのもアホらしい、アニメ、機動戦士ガンダムが戦略SLGとして見事に結実した名作であるのは周知の事実です。筆者も子供の頃、アニメの原作は何度か視聴したので一般人程度の知識はありました。しかしあのストーリーを理解できたのはずっと後のことです。


 それはさておき、セガサターンの頃から自由度が高い、とか、ファンはこれを待ってた! とか、とにかく凄いゲームだという情報は入っていたので、PSに移植されると聞いた時にはアッサリ購入を決めました。つまり、セガサターン版すらプレイしていないヌルユーザーであります。

 ガンダムは人並みに知ってたし、SLGも光栄三國志シリーズ(ハードはスーファミですが)を、それなりにプレイしてたのでまあ、自分でも楽しめるだろうと軽く考えていたのです。が、ご想像のとおり、その考えがいかに甘っちょろいものか、そりゃあもう思い知らされましたとも。


 とにかくムズい! 今さら言うのもなんですが、キャラゲーにあるまじき難易度! ガチでプレイヤーの心を折りにきてます。それもそのはず。当時の筆者は光栄SLGのプレイスタイルこそが基本だと思っていたので、本作、ギレンのような速攻を求められるゲームではどんどん後手に回ってしまうのですね。結局、宇宙エリアは全て制圧され、地球の重要拠点も次々攻め落とされ、詰み状態に。


 そんなことも知らない筆者はこりゃアカンと即座にゲーム雑誌を買いに走ったものの時すでに遅し。雑誌はゲーム中盤の攻略に入っていました。それでも、雑誌の少ない情報を頼りになんとか攻略にかかります。当時六千円近い買い物してロクに攻略もできませんでしたでは話にならない。せめて元くらいは取らなければ。


 情報によると一度敗北エンドを見ればイージーモードよりさらに簡単なベリーイージーが選べるとのこと。早速、詰み状態の連邦編でジャブローを陥落させベリーイージーでリプレイ。豊富な資金で序盤は結構楽になりましたが、またもすぐにジリ貧になり、中盤で再び詰み。相も変わらず光栄系SLGのプレイスタイルでやってるんだから当然です。

 それにしてもなんでジオン軍の物量はハンパないんでしょう。ルナツーに大挙して攻めこまれた時の絶望感といったら。確か原作ではジオンは物量に乏しいんじゃ? などと泣き言のひとつも言いたくなります。


 結局、簡単であるはずの連邦編の攻略すらままならず、敵前逃亡という醜態を晒す羽目に。さらに難しいジオン編など当然プレイする気にはなりません。なにしろ筆者はジオン兵になって憎きガンダムをやっつけたい! とか思うコアなガンダマー(ジオニストと言うべきか?)ですらないのです。


 こうして買ったばかりのギレンはソフト入れにしまい込み、筆者初の記念すべき積みゲーとなりましたとさ。 


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