闘神伝 3
二本目のゲームでやたら熱く語ってしまったので、三本目は息抜き的に本作をチョイスしてみました。マイナー作品の部類だけど、知ってる人も多いんじゃないかな?
紹介作は3ですが、筆者のファーストコンタクトは闘神伝2プラス(以下、2プラ)です。というのも、2プラは「プレイステーションザ・ベスト」シリーズで安価に入手できたからなのですね。筆者にとって初めて触れた3Dポリゴン対戦格ゲーでもある、記念碑的作品です。
が、ゲームとしてのデキはイマイチ。必殺技が出し辛く(オートでも出せますが)、当てるのも困難。3ステージめあたりから難易度も上がってなかなか勝てなくなります。特にラスボス前の中ボス、ウラヌスも強く、何度もコンテニューを余儀なくされたものです。それでも心が折れなかったのは若さゆえでしょう。
ラスボスも強い。ショウかバーミリオンになるのですが、特にバーミリオンは武器が鉄砲なので苦戦は必至。でも使えれば最強キャラです。
また、武器で戦う対戦格闘というのも新鮮でした。2Dでは結構あったけど、3Dでは闘神伝が初めてだったんじゃないかな? よくは知りませんが。
前述したように、デキはイマイチで評価もあまり高くはありませんでしたが、当時はそんなこと気にせず楽しんでました。同時期に出てた鉄拳も似たようなデキだったし、当時もっともメジャーだったバーチャファイターも未プレイです。というか、いま現在も未プレイ。嗚呼、ヌルゲーマー。
とはいえ難易度の高さは如何ともしがたく、ある程度プレイすると飽きてしまうのも事実です。しかし筆者は続編の3を購入しました。いま思えばかなり勇気のいる決断とは思いますが、当時はそうでもなかったんでしょうか? やはり若さでしょうか。
あと、2プラは声優陣が豪華で、キャラデザもイケてました。当時の流行の絵でしたが、あのキャラデザが誰だったのか未だに知りません。今度調べてみよう。そういえばアニメ化も果たしていたような。いや、記憶違いかもですが。
まあ、そこらへんが購入の動機だったのかも知れません。よく覚えてないけど。
んでもって3なのですが、2プラに比べてかなり快適になってました。2プラでは場外に落ちると負けという仕様でしたが(これが救済措置にもなってました)、3は閉鎖空間で逃げ場がありません。でも、全体の難易度が下がっているので普通に勝てます。また、この設定のおかげで建物を攻略してる感があったのです。
とはいえ、デキは良くも悪くも普通の対戦格ゲー。内容については後述します。内容より、本作には筆者にはどうしても外せない要素があります。それはBGMなのです。