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絶望の光

作者: 高尾天

窓には風を孕み揺れるカーテン。午前中はほとんど、陽にあたっている。最初は喜んでこの部屋を選んだが今では、とてもストレスになっている。いや、部屋で衣食住をおこなうようになってから1、2週間程度で嫌になってきた。僕は無職で現在進行形。仕事をしろ?そんなの聞き飽きた。何不自由なく就職をし、当たり前のように働く。僕はそんな人間じゃない。人間以下の、人間ではないものが、人間の皮を着ているようなものだ。

小学校、中学校、高校、大学。他人には僕がどう見えていたのだろうか。とても楽しそうでクラスの一部のように見えたのだろう。自分をひた隠しにするのが嫌だった。人間の皮を剥いで生活を送ろうとした時は精神的に、おかしくなりそうだった。最初の日はとても不思議がられた。いつもと違う行動をし、違う喋り方をしていた。2日目はクラス全員に無視をされた。3日目からはいじめが始まった。

それがあったのは小学校の時だったので中学校からはまた人間の皮を被って生活を送った。



あの時こうすれば


口にすればするほど楽な気持ちになるが後悔というものに感情が包まれている。

「あの時こうすれば」なんて今じゃ遅いのに。

傍から見たら生きる価値もないクズ野郎だから自殺も考えた。

そんな事が出来るくらい肝が据わってたらこんなことになるわけねぇだろ。

もし異世界への扉があったら。

こんな時でも楽観思考が出来てしまう拳程度の脳がとても憎らしくおもう。



色々なことを考えているともう夕暮れどきだ。普通の人なら数時間程度が僕にとっては半日以上のものになる。

もう寝るか

そう思い行動に移そうとする。

ふと窓に目をやるとほぼ夜中だった。まあまあ田舎なので星が綺麗に見える。ただ、今日だけは違った。星のように光りながら、尾をひいて流れるものがみえた。それを先頭に次々と流れてきた。僕は思わず見蕩れてしまった。息をするのを忘れるほど見蕩れていた。

あれっ?

なんでだろう、自然と身体中の重みが消えた感覚に襲われる。別に死んでしまったとかではない。もっと、こう幻想的なものだった。

あ〜あぁ

なぜだかやる気が出てきて寝る準備を早々に始める。

明日はいいことが起こりそう。

なんて思いながらにやけ顔で呟いた。

いや、きっとそうだろう。

おやすみ

静寂に包まれた自分以外誰もいない部屋に応えを求めて呟くがもちろん応えはないが、応えが返ってきそうに思えた。

僕は眠りについた

今回は読んで頂きありがとうごさいました。

初めて書いたのでおかしいところもあったと思います

ですが、ちょくちょく書いていきたいと思うので質を上げていきたいです

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