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強いのは僕ではなく僕の龍たちです  作者: 七面鳥の丸焼き
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久々にモフ撫でしました

短いです


「タツトならびに龍皇様方、よくぞ魔王並びに魔神を討伐し世界を救ってくれた。ありがとう」


リヒテンバッグの王様が頭を下げて感謝を述べる

それに続き各国の王様たちが頭を下げる

えらい人たちに頭を下げてもらうってなんだか居た堪れない


「だから言ったろ?タツトなら大丈夫だって!」

「まさか本当に達成するとはなぁ…人は見かけによらないってことだね」

「いえいえ、龍の勇者様と龍皇様方ですから当然の結果です!」

「某は今から龍皇様と一つ手合わせを願いたいぞ!」

「わしはタツト殿ならやってくれると信じておったよ」


なんて口々に話し出す

えっと、用事は終わったのかな?

帰っていい?


「あの、用事が終わったのなら帰ってもいいですか?ゆっくりしたいので」

「おぉ、そうだな。もろもろの話は休息をとってからでいいだろう。ゆっくり休むといい」


お許しを貰ったので家に帰る

早く帰ってポポロたちをモフモフしたいんじゃぁ…


『それじゃぁ家に帰るね~』≪転移≫

「お久しぶりですマイハウス!」

かれこれ2週間くらい帰れてなかった

寂しかったよマイハウス!


「ただいまー!」


・・・

あれ?ポポロたち出かけてるのか?

と思ったら二回からドタドタと凄い足音が


「「「ご主人様、お帰りなさい!」」」

「のわぁああああああああ!?」


3つの毛玉砲に押され外に押し出される

背中からの着地と3つの体重が乗ったダメージが俺を襲う

速い話気絶した


・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・


「う…うん?」


おや、見慣れた天井だ

それもそうか、ここいつも使ってる寝室だもん

あの後誰かに運んでもらったのか

あとでお礼言わないと

みんなは下かな?

ベッドから降りた時にふと違和感を覚えた


「…この部屋、こんな匂いだったっけ?」


部屋の匂いが前と違う気がする

お香でも炊いたのかな?

いい匂いではあるから気にしないでいいか



「「「先ほどは申し訳ありませんでした!」」」

「気にしてないけどモフモフさせて!ずっと我慢してたんだ!」

「はい!きゅぅうん///」

「ふにゃぁあ///」

「んにゃぁああ///」


おぉ、なんだか前より感度がいいな

しばらくやってなかったからか?


『タツト…』


おや、レイたちが物欲しそうな目でこちらを見ている


撫でる

どうしてほしいか聞く

おあずけ


そんなの…


「何?どうかした?」

『その…だな…』

「何?俺に何かしてほしいの?」


どうしてほしいか聞くに決まってるだろう!

レイの貴重なデレを催促できるんだぞ!そんなの選ばないはずがない!


『た、タツトの手で…優しくな、なでなで…されたい…』


カヒューッ、カヒューッ

た、助けて、ここに魔神よりも恐ろしいものがいる

勝てない、こんなかわいい物に勝てるわけがない

見ろよ、邪龍のアイデンティティーと呼べる黒紫の鱗までギナみたく真っ赤になっちゃってるよ

くそかわかよ

てかここまで言ってくれるとは思ってなかったよ!


『はにゃッ///ふきゅうぅうううん///』


なので盛大に撫でてやった

もちろんリクエスト通りに優しく、それこそ女の子を撫でるかのように

女の子撫でたことないけど


『タツト、僕も―!』

『おいらもっす!』


ふっふっふ、今日の俺がそう簡単に撫でるとでも?

レイのを見て他のみんなのも見たくなったからやってくれるまで撫でまTEN!


『タツトの手で…なでなでしてほしいな…』

『おいら…もう我慢できないっす…タツト、はやく…シて?』

『私も…タツトの手で触れられたい…ダメか…?』

『タツト…なでなで…して?』


おねだりして?っと頼んだらみんなノリノリでやってきた

いやぁ、なんというかこうやらせでもグッとくるもんがあるね

ヴァスのはレイのとは違うギャップがあってすごくかわいかった

みんなのことをちゃんとリクエスト通りに撫でてたら


『zZZ』


みんな落ちちゃった

相変わらず俺のモフ撫でテクニックは凄まじいな

…みんな起きてこないし、今日はここで雑魚寝するか

お風呂も起きたらでいいよね

俺も眠たいし寝ちゃおう!

みんな、お疲れさま

おやすみなさい



「『お疲れです。タツト(ご主人様)』」

健全です


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