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強いのは僕ではなく僕の龍たちです  作者: 七面鳥の丸焼き
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ノーブルのスキルが予想を斜め上に裏切ってきました

いつもよりちょっと短めです

『『お兄ちゃんおかえり!ねぇねぇ、神様ってどんな人だった!?』』

「うーん、自分の目で見てもらったほうがいいと思うから呼ぶね?来て、ノーブル!」

『呼ばれて飛び出てパンパカパーン』


若干の棒読みでそう言いながらノーブルが目の前にスッと現れた

そんな効果音を入れるくらいならもっと派手に出てくればいいのに…


『りゅ、龍神様!?なぜこのような下界に!?神域を出られないはずでは?』


ノーブルの突然の登場にルーヴが一人慌てふためいている

他のみんなはノーブルの力がわかるのか地に降り膝をついている


『タツトと契約してこっちに呼んでもらったのだ。それと儂の名は神龍皇ノーブルだ、ノーブルと呼ぶように』

『ノ、ノーブル…ですか?真名はお捨てになられたのでは?』

『うむ、タツトに新たに貰った名だ。儂はこれからノーブルとしてタツトと共にこの地にしばらく降りることにした』

『い、いけませぬ!『神が一人に固執してはならぬ』と神々の決まり事があるのをお忘れですか!?』


そんな決まりがあるんだ

…でも確かに神様が誰かのところに留まりすぎたら不公平だよな


『神々の決まり事には『神と成るものは真名を捨てよ』ともある。儂は真名を新たに得た。つまり神々の決まり事の対象から外れるのだ』

『そんなことが通るとお思いですか!』

『現に儂はここにおるではないか。それが何よりの証明ではないか』


その言葉にルーヴは返すことができなかった

それが何の証明になるんだと首を捻っていると


『神々の決まり事に『神は神域を出てはならぬ』というものがあるのだ』


あぁ、なるほど

神域から出られた=神の決まりごとの対象から外れたっていうことか

・・・ん?


「てことはノーブルは神様じゃなくなった?」

『いや、儂は神のままだ。龍神ではなくなったがな』

「え、どういうこと?」

『儂は神龍皇となったのだ。つまり龍の神ではなく、龍皇の神というまた別の存在となったのだよ。龍皇の神というのは今までおらんかったからな。神々の決まり事に名を連ねておらんから神ではあるが対象外、ということだ』


つまり?


「ノーブルも一緒にいられるってこと?」

『そうだ。儂も他のものと同じように接するのだぞ?』

「そりゃもちろん!ノーブルだけ優遇とかはしないからね!」


いくら神様とはいえ俺の家族になったんだ

同等に扱わせてもらうよ


『そ、それは吾輩たちもでしょうか?』

『む?当たり前ではないか。そなた達は仲間に敬語を使うのか?儂は確かに神だがそなた達と同じタツトの従魔だ。位は同等…いや、最後に入ったのだから新参者として扱ってもいい』

『新参者だろうが同等に扱う、それが我たちが作ったルールだ。そしてタツトは皆のもの、これが最大にして最も守らねばならないルールだ』

『破ってるのはレイだけだけどねー』


レイ…

俺を思ってくれるのはうれしいんだけどさ

みんなで決めたルールくらいは守ろうよ…


『…これでも我慢しているのだぞ』

『どんだけ独占欲強いんすか…』

『ほっほっほ。愛されとるのぅ』


知ってますよ

俺だってみんなのこと愛してますから!

あ、そう言えばノーブルのステータス見てないや

今のうちに確認しとこ


----------------------------

名前:ノーブル (神龍皇ノーブル)

年齢:--

レベル:--


HP:——/——

MP:——/——

攻撃:--

防御:——

魔攻:--

魔防:——

俊敏:-—


スキル:威圧


EXスキル:龍魔法 龍眼 全知全能 神の裁き


称号:神龍皇 神 不滅


----------------------------


な、なんもねぇ…!

なんだこれ!?

神だからなのか!?そう言う解釈でいいのか!?


『それでよいぞ。神は皆こうだ』

「…さすが神様だね。って、全知全能があるじゃん!?」

『む?あぁ、其方と契約した時に得たスキルか。これはいい物だな。この世界とは違う世界の知識までもが図書館の本のように並んでおる、検索することも可能なようだ』


ぜ、全知全能パイセン!

本気出し過ぎです!


『…ほほぅ。異世界の書物か…。「らいとのべる」、興味深いのぅ…』

「か、神様が読むものじゃないと思うけど?」

『それを決めるのはそなたではない、儂だ。試しに一冊読んでみるとするかのぅ』


ノーブルが目を閉じて右手を前に出すと手の平に一冊の本が出現した

それは俺が異世界に憧れる元凶となった物であった

…え?全知全能ってそんなあれなの?

どこぞの二人で一つの正義の味方さんみたいな能力なの?


『~♪』


…ま、ノーブルが楽しそうだしいいや

ラノベを読み進めるノーブルにギナとリゴとアロとヴァスが興味深そうに近寄り本を借りて皆で読み耽っている

…その本貸せるんだ

もう何でもありだな

…え?ノーブルが呼んでいるラノベのタイトルが気になる?

ノーブル、教えて差し上げて!


『「異世界転移しましたが魔物が強すぎて勇者できない件」というタイトルだ。理不尽な魔物の強さに悪戦苦闘しながら異世界を旅するという話だな』



なお、適当に考えたタイトルなので書く予定はありません

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