互いの気持ちを確かめました
長らくお待たせしてごめんなさい!
もう全然纏まらなくてつらい…
しかもすごく短くなっちゃうし…
こういう話苦手だぁ…
変なところとかあったらビシバシ言っちゃってください
そして数刻後レイの顔が離れる
『タツト、貴様が好きだ。吾輩と番になってくれ』
離れたレイの顔は赤く染まっていた
恥ずかしがるレイもまたかわいいと思ってしまう
しかし番ってまた…他に言い方なかったのかね?
レイっぽいっちゃレイっぽいけども
「俺、なんかでいいの?俺もレイも男だし、何より種族が違うけど?」
『性や種族など関係ない!吾輩は貴様がいいのだ。何者にも臆さず、何者にも優しい貴様がいいのだ!』
その顔は先ほどの顔とは一転してとても真剣なもの
それはとてもかっこよくて、とても愛おしいものだった
「…性や種族など関係ない、か。フフッ、レイらしいね。でも、その通りだ」
俺はレイを思い切り抱きしめる
レイの早い鼓動を感じながら俺は思っていることを話した
「俺もレイの事が好き。でも、今はレイの気持ちに答えられない。俺の好きとレイの好きは違うから」
『わ、吾輩はお前のことを!』
「わかってる!違うのは俺の方なんだ。俺にとってレイはずっと命を預けてきたかけがえのない仲間、家族だ。俺の好きっていう気持ちは仲間、家族に向けてるものなんだよ。今の俺じゃレイの告白には答えられない、答える資格がないんだ」
しっかりとレイの目を見て話す
レイは少し驚いた顔をした後すぐにやさしい笑みを浮かべた
『そうか。ならばあやつらに負けぬようにせねばな』
「あやつら?」
『吾輩からは言えぬ。すまん』
何か隠し事があるようだ
今は深く聞かないでいてあげよう
「それにしても酔ったふりだったとわ…」
『吾輩だけではないぞ?ラグとルエ、アロも酔ってはいなかった。ギナとリゴは本当に酔っていたがな』
…あいつらあれで素面だったのか
末恐ろしいな…
「じゃぁ、レイが俺のこと好きってみんな知ってるんだ?」
『あぁ、だが貴様の事を好きなのが吾輩だけだと思わぬことだ。吾輩はタツトに最初に召喚された、だから最初に貴様に思いを告げるのは吾輩と話し合ったのだ』
「ほ、他にもいるのか…。嬉しいやら申し訳ないやらだな…」
『そう思うなら早く吾輩に惚れろ。まぁ、いやでも惚れさせるがな』
そう言ってレイは俺に体を預ける
かっこよすぎてずるい
…これは時間の問題だろうな
『さて、そろそろ帰るとしよう。飯が待っている』
「そういやお腹空いた~…早く帰ろ!」
『うむ。しっかり捕まっているのだぞ!』
行きと同じようにレイの背に乗り鱗をしっかりと掴む
レイはゆっくりと加速していくが、そのスピードは行きよりもゆっくりで倍近くの時間をかけて家に帰った
『と、言うわけだ』
『そっか~。「今は」答えられないか~』
『家族、っすか…。タツトらしいっすね』
『それでこそ私たちが惚れた男』
『なれば、我らがすることは1つだ』
『『『『『何時かタツトから答えを貰うその時までタツトを守り続けること』』』』』
5人の龍皇は改めて決意した
どんな敵からでもタツトを守ってみせると
守り続けると
『そうと決まれば明日からまたタツトの魔法の訓練だな』
『僕はもっとバランスのいいご飯を作るよ!それこそ食べただけで体が強くなるようなの!』
『それは逆にダメな気がするっす!おいらはもっと未来が見えるようにしないとっすね。あとは薬も作らないとっす。…鱗、取らないとダメっすかね…』
『私はもっと武器がいる。明日フィフに頼んでたくさん作ってもらう』
『我ももっと強固な盾を作ってもらわねばならぬな』
『…その前に貴様等もタツトに告げるのだぞ?』
『わかってるって~』
『レイと違っておいらたちはチキンじゃないっすから…あ、ごめんっす!冗談っすからアイアンクローだけはああああああああああいたああああああああああああああい!』
その後、絶叫を聞いて起きてきたタツトにこっぴどく怒られて添い寝権を1日失う5人であった
さて、この5人は誰なのか!?
答えは…CMの後で! ←一度言ってみたかったんですよね!
…まぁ、言葉使いで丸わかりですよね
正解しても何もありませんからね!




