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強いのは僕ではなく僕の龍たちです  作者: 七面鳥の丸焼き
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レイと魔法を練習しました

「「「「「お世話になりました!」」」」」


あれから1週間

ヴァッディさんたちは家に通い詰めてレイたちと特訓した

…いや、あれは特訓なんて言わないな

誰が単身でドラゴンに突っ込むんだっつーの

しかも死ぬぎりぎりまでぼこぼこにされる

そんな中で避け方だとか攻撃の隙を窺ったりだとかしないといけないとか俺には無理

それを1週間で及第点をもらったヴァッディさんたちは確実に俺より強くなってるしSランク相当の強さになっている

そしてこれからAランクになるための試験を受けるそうだ


「絶対にAランクになってみせる!」

「装備も新調したっすからね!」

「これでなれなければ面目が立たないです」

「私もがんばりますよー!」

「すぐにタツトを抜いてみせるんだから!」


5人は屍の俺に声をかけた後ギルドに向かった


『いつまで休む気だ?さぁ、続きを始めるぞ!』

「ま、まって…MP、まだ、回復してない…」

『そんな時にはこれっす!MP回復ポーションいちご味~!』


どこからか某アニメの音楽を発生させながら取り出したポーションをルエは容赦なく俺の口に突っ込んだ

いちご味とか言っておきながら味は普通のポーションと同じでまずかった






『よし、これくらいでいいだろう。もうすぐ飯の時間だしな』

「お、終わった~…」


レイさんハードすぎ…

あのあと5時間ぶっ続けで魔法の練習とか鬼畜過ぎる…

おかげで闇魔法がレベルマになりましたけどもね?

辛いっすわ


『続きは明後日だ。明日はゆっくり休め』

「鬼!鬼畜!オーガ!」

『残念ドラゴンっす!』

『ご飯できたよー!』


ラグの声にレイたちは急ぎ足で食堂に向かった

俺も疲れた体にムチ打ってゆっくり向かった







「も、もう無理~…」

『ふむ、まぁいいだろう。どれだけ上がった?』


地獄の魔法特訓が終わった俺は地面に倒れこみステータスを開いた


----------------------------


名前:息吹 辰人

年齢:15

レベル:101


HP:95/95

MP:115/115

攻撃:35 (+4、000)

防御:30

魔攻:36

魔防:29

俊敏:44 (+8,000)


スキル:異世界語翻訳 闇魔法lv:MAX 邪魔法lv:3 空間魔法lv:9 星魔法lv:4 精霊魔法lv:8 影魔法lv:6 火魔法lv:8 炎魔法lv:5 水魔法lv:7 聖魔法lv:7 忍魔法lv:6 死霊魔法lv:4


EXスキル:召喚(龍)


称号:異世界人 勇者 邪龍皇の寵愛 時空龍皇の寵愛 星龍皇の寵愛 精霊龍皇の寵愛 影龍皇の寵愛 火龍皇の寵愛 炎龍皇の寵愛 水龍皇の寵愛 聖龍皇の寵愛 忍龍皇の寵愛 死霊龍皇の寵愛 未成熟の呪い


従者:レイ(邪龍皇レイダム) ラグ(時空龍皇アストラグフ) ルエ(星龍皇ルルエライラ) アロ(精霊龍皇アロシーシェア) ヴァス(影龍皇イクセヴァス) ギナ(火龍皇ギナシャール) リゴ(水龍皇リゴシャール) サヴィ(聖龍皇サヴィニャ) フィフ(炎龍皇フィフシャーク) コノハ(忍龍皇ココノハ) ニャル(死霊龍皇ニャルトーハ)


----------------------------


わぁ、すごーい

強くなってるー(白目)


『ふむ、いい感じになったな』

「魔法だけね」

『戦術の幅が広がったんだ。貴様自身も強くなっている』


そう言うとレイは元の大きさに戻った


「?何処か行くの?」

『いい所に連れて行ってやる。乗れ』


レイの背中に乗り鱗をしっかりとつかむ

いったいどこに連れて行かれるのだろうか?


『では出発だ』


え、みんなは?

下を見るとみんな手を振っていた

どうやら今回はレイと2人で行くらしい

レイはふわりと飛び上がりゆっくりと加速し始めた

いったいどこに連れて行かれるんだろう?







『着いたぞ』


レイに連れてこられたのはどこかの山

それも山頂近くのところ

景色がきれいです

至る所から煙が立ち上ってますがレイさんや

これはもしかして?


『言ったであろう?いいところに連れて行くと。気に入ってくれるとうれしいのだが…』

「気に入るかだって?気に入るに決まってんじゃん!早く入ろう!」


俺たちの目の前には温泉が湧き出ていた

やばいよ、このサプライズはやばいよ

俺は即座に服を脱ぎ捨てかけ湯をした後温泉に飛び込んだ

ちょっと熱いけどそこがまたいい…


「やばい…最高すぎる…」

『そうか、それならよかった。作った甲斐があった』


作った?


「この温泉レイが作ったの?」

『そうだ。吾輩だけでなくラグやルエたちと共にだがな』


うちの龍皇ズは…さすがだな!

でもいつ作ってたんだろう?

普段一緒にいるから作る暇なくないか?


「いつ作ってたの?」

『夜タツトが寝た後だ。苦労したぞ、貴様、吾輩を掴んで離さんのだからな』


抱き心地いいんだから仕方ない

だけど納得した

最近ギナとリゴが遅起きだったり、ルエが欠伸ばっかしてたのはそういう理由だったのか


『…タツト』

「何?」

『貴様に言わねばならないことがある』


レイはいつもよりさらにキリっとした顔でこちらを見た

それは何か決意を固めたような顔だ


『吾輩、実は、リューンの宴でのことを覚えているのだ』

「…ほえ?」

『…酒に酔ったふりをしていたのだ』


え、えええぇぇぇぇぇえええええええええええ!?


「あれ酔ってなかったの!?素面のレイがあれをやったの!?いやそれよりも…」


俺は口元に手をやる

あの時レイは酔っぱらった勢いで俺に告白をして、キスをした

そう、キスされたのだ


「え、じゃぁ、あの時も…?』

『…酔っていない』


うぇえええええええええええぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええええ!?!?!?!?

うぇいうぇいうぇい!

ちょっと待っておくんなし!?

え、じゃあ何か?レイは酔ってない状態で俺に好きといってキスをしたってこと?

え、つまりどういうこと?理解が追い付かないよ?


『…はぁ、つまりはこういうことだ』


そう言うとレイは俺の肩に手を置き顔を近づけた

そしてその距離はゼロとなった

衝撃の事実、レイは酔っていなかった!


…実のところあの時の作者はこうなるとは思っていなかったです

なので次回の内容でうまいことまとめる(?)ことができればなと思っておりますですはい




…できたらいいなぁ

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