久しぶりに会いました
遅れてしまい申し訳ないです;;;
『お、何かの反応を察知!レイ、北に5キロ!』
『了解だ』
ラグの索敵は相変わらず性能がすごいな
優秀な斥候の人でも500mが限界って聞いたんだけど
まぁ、人間とドラゴンじゃ比べ物にならないか
それにさすがに5キロも離れてたらその反応が何かまではわからないっぽい
『…む?あやつらは』
『懐かしいね!』
5分くらい飛んだところでレイとラグが何かを見つけたみたいだ
俺の目には黒いゴマ粒が5つほどあるのしか見えない…
レイがゆっくりと降りていくにつれてそれがなんなのか見えてきた
「やっぱりタツトだったか」
「攻撃しなくて正解だったっす!」
「攻撃していたらどうなっていたことか」
「このあたり消し飛んでたんじゃない?」
「さ、さすがにそこまではないですよね?」
懐かしのヴァッディさんたちだった
リリィさんや、レイならやりかねんよ…
「お久しぶりです。こんなところで何してたんですか?」
「俺たちもランクがBになったから武器や防具を作ってもらおうと思ってな、素材を取りに来てたんだよ」
あ~装備の素材か
牙とか爪がいいんだよね、確か
このあたりだと何かいいのいたっけ?
「このあたりだとサンドバードの爪やクリプトタートルの甲羅が一番の素材っすね。あとはオーロラベアーがいるんすけど今のおいらたちじゃ死ににいくようなもんっすね。いい防具が作れるんすけど…」
そういいながらトゥートゥーさんはこちらをちらちらと見てくる
「そんな厭らしい目で見ないでください」
「そんな目では見てないっすよ!?ただ手伝ってくれるとうれしいな~と思っただけっすよ!?ほんとっすよ!?」
必死に弁明するトゥートゥーにレンロットさんとサロラーナさんが白い目を向ける
さっきよりも若干距離も開いた気がする
「ほんとっすよー!!!!」
「トゥートゥーのことは放っておいて、俺からも頼みたい。タツト君たちがいてくれれば百人力なんだが…」
ちらりとレイを見る
レイは俺が決めろと目で言っていた
「いいですよ。俺もレベルを上げようとしていたので。街に帰ったらご飯奢ってくださいね?」
「ありがとう!うまいところに連れて行くと約束しよう!」
うまいご飯に反応して龍皇ズがそわそわし始めた
現金な奴らだ
『ここから北西のほうにサンドバードが5体、東にクリプトタートルが3体、西のほうにオーロラベアーが7体いるよ!』
『サヴィとアロは人間に着き何かあれば助けてやれ。吾輩はギナとリゴを連れて東へ行く。そのほかはタツトと西だ。すぐに終わらせて飯にするぞ!』
『『『『『『『『『応!』』』』』』』』』
アロとサヴィが元の大きさに戻ってヴァッディさんたちを連れてサンドバードのところに向かっていった
レイとギナ、リゴも号令の後猛スピードで飛んでいき、俺たちはラグの≪転移≫でオーロラベアーのいる場所にとんだ
「キモッ!?」
オーロラっていうから綺麗なものを想像してたけど予想外にキモい色合いをしていた
七色にきらきらと輝く熊って何!?
キモすぎるわ!
『殿、今の武器では余計な傷を作ってしまうでござる。最初に作った大鎌で首を飛ばすのがよろしいかと』
「ん、了解」
コノハの助言通り手袋を大鎌へと変える
ラグたちが7体中6体の足止めをしてくれているので俺は1体づつゆっくり余計な傷をつけないよう一息で首を飛ばしていった
【レベルアップしました】
お、レベルが上がったようだ
さてさて、100レベルになったかな?
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名前:息吹 辰人
年齢:15
レベル:101
HP:95/95
MP:115/115
攻撃:35 (+5、000)
防御:30
魔攻:36
魔防:29
俊敏:44 (+7,000)
スキル:異世界語翻訳 闇魔法lv:7 空間魔法lv:5 星魔法lv:1 精霊魔法lv:3 影魔法lv:2 火魔法lv:3 炎魔法lv:1 水魔法lv:3 聖魔法lv:1 忍魔法lv:1
EXスキル:召喚(龍)
称号:異世界人 勇者 邪龍皇の寵愛 時空龍皇の寵愛 星龍皇の寵愛 精霊龍皇の寵愛 影龍皇の寵愛 火龍皇の寵愛 炎龍皇の寵愛 水龍皇の寵愛 聖龍皇の寵愛 忍龍皇の寵愛 未成熟の呪い
従者:レイ(邪龍皇レイダム) ラグ(時空龍皇アストラグフ) ルエ(星龍皇ルルエライラ) アロ(精霊龍皇アロシーシェア) ヴァス(影龍皇イクセヴァス) ギナ(火龍皇ギナシャール) リゴ(水龍皇リゴシャール) サヴィ(聖龍皇サヴィニャ) フィフ(炎龍皇フィフシャーク) コノハ(忍龍皇ココノハ)
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やった!
100超えてる!
新しいドラゴンが召喚できる!
みんなと合流したら召喚しよっと!
『それじゃあ帰るね!』≪転移≫
先ほどの場所に戻ると既にレイたちのグループが帰っていた
傍らには首のない3メートルほどの亀が3体置いてあった
「早かったね」
『うむ、意外と柔らかくてな。思ったよりも早く終わった』
そりゃ固いのは甲羅ですし
レイたちを撫でながら30分ほど待っているとヴァッディさんたちも返ってきた
「いやぁ、アロとサヴィがいてくれて助かった!」
「死ぬかと思ったっすよ!」
「ドジるからですよ」
「そうそう。ドジっ子はリリィだけで十分よ!」
「私ドジっ子じゃないですよ~!」
何やらあったようだが無事でよかった
誰か僕に国語力をください…




