表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
強いのは僕ではなく僕の龍たちです  作者: 七面鳥の丸焼き
59/101

ござるなドラゴンを召喚しました

光りが収まり現れたのは黒

レイのような紫を含んだ綺麗な黒ではなく漆黒

何色も含まない黒いドラゴンがそこにいた


『拙者は忍龍皇、其方が拙者の新たな殿でござるか?』

「ぶふっ!」


せ、拙者wwwござるwww

いつの時代だよwww

てかこっちの世界で聞くとは思ってなかったw

ダメだ、笑ったらだめだ

手遅れ感はあるけど


「そうだよ。俺はタツト」

『名を教えていただき感謝するでござる。これより契約の儀に参るがよいでござるか?』


俺は頷きドラゴンさんの左手に触れ目を閉じる

いっぱく置いた後目を開けるといつもの部屋に来ていた

ドラゴンさんは俺が目を開けると目の前に降りて跪いた


『拙者の名は忍龍皇ココノハと申す。殿、拙者に新たな名を』

「ココノハ…か。コノハ、かな」

『名をくださりありがたき幸せにござる。この身この力全てを殿に捧げるでござる』


お、おう

どのドラゴンよりも濃いな

ま、とりあえず名前は気に入ってくれたみたいだしステータス確認するか


----------------------------


名前:コノハ(忍龍皇ココノハ)

年齢:2101

レベル:15992


HP:21,509,992/21,509,992

MP:19,881,715/19,881,715

攻撃:22,875

防御:18,778

魔攻:21,940

魔防:17,912

俊敏:31,887


スキル:忍魔法lv:MAX 暗殺術 投擲 威圧


EXスキル:龍魔法 龍眼 武器化


称号:忍龍皇


----------------------------


くっそはえぇ!

忍魔法って何だよ!

忍術でいいじゃん!

魔法にする意味


『粉骨砕身務めさせていただくでござる』

「よろしく。ところでさ、武器化ってどういうものなの?」

『拙者が殿が思い描く武器になるというものでござる。武器化中は拙者は動けなくなりますゆえ殿がお使いくだされ』


へぇ、俺の考える武器になるってことか

そして俺も戦うようになると


「とりあえず1回やってみるか。どうやるの?」

『はッ。拙者に触れながら使いたい武器を頭の中で思い描いてくだされ』


使いたい武器…

なんだろ、鎌とか?

デスサイズ的な奴は使ってみたい

なんて考えていたらコノハが黒く輝き形を変えていく

そして俺が想像した通りの大鎌になった


「スゴ…」

『殿、ステータスをご確認くだされ』


コノハに言われるがままにステータスを開いた


----------------------------


名前:息吹 辰人

年齢:15

レベル:95


HP:95/95

MP:115/115

攻撃:35 (+5、000)

防御:30

魔攻:36

魔防:29

俊敏:44 (+7,000)


スキル:異世界語翻訳 闇魔法lv:7 空間魔法lv:5 星魔法lv:1 精霊魔法lv:3 影魔法lv:2 火魔法lv:3 炎魔法lv:1 水魔法lv:3 聖魔法lv:1 忍魔法lv:1


EXスキル:召喚(龍)


称号:異世界人 勇者 邪龍皇の寵愛 時空龍皇の寵愛 星龍皇の寵愛 精霊龍皇の寵愛 影龍皇の寵愛 火龍皇の寵愛 炎龍皇の加護 水龍皇の寵愛 聖龍皇の寵愛 忍龍皇の加護 未成熟の呪い


従者:レイ(邪龍皇レイダム) ラグ(時空龍皇アストラグフ) ルエ(星龍皇ルルエライラ) アロ(精霊龍皇アロシーシェア) ヴァス(影龍皇イクセヴァス) ギナ(火龍皇ギナシャール) リゴ(水龍皇リゴシャール) サヴィ(聖龍皇サヴィニャ) フィフ(炎龍皇フィフシャーク) コノハ(忍龍皇ココノハ)


----------------------------


おん?ステータスに変な表記が追加されてる?

これは?


『そちらは武器化中の拙者を装備していることにより付与される仮ステータスでござる。武器によって付与される数が変わってくるでござる』


てことは武器コノハを持ってたら俺でも楽にモンスターを倒せるってこと?

何それ強い!

コノハを召喚してよかった!


「…てかどうやって喋ってるの?」

『殿の頭に直接声を届けているでござる。この姿の時は殿以外には拙者の声は聞こえないでござる』


あ、レイたちが何言ってんだこいつって顔してる理由がやっとわかった

俺にしか声聞こえないならさっきのは俺の独り言になるもんな

何も聞こえないのにあんなこと言ったらあんな顔されるのも頷けるわ


「あとでレイたちにも教えてあげて。どうやったら戻るの?」

『拙者から手を離して1分ほど待つか、「戻れ」と念じるかでござる。許可をいただけるなら拙者の判断で戻ることも可能でござる』

「あ、そうなの?じゃぁ許可するよ。コノハを持ったまま気を失ったりしたらやばいし」

『感謝するでござる』


俺が解除と念じるとコノハは元のドラゴンの姿に戻った

改めて見ると、白目の所以外全部真っ黒だな

しかも忍者らしく口元隠れてるし


『それでは元の世界に戻るでござる』

「うん。…ん?皆どうしたの?」


レイ・ラグ・アロ・サヴィ以外の龍皇たちがふくれっ面になっている

特にルエとフィフ


『コノハだけ名前かっこよくてずるいっす!』

『せやせや!』


そんなこと言われても困るんだけど…

みんなの真名から抜き取ってるだけだし

コノハはこれ以外うまく取れなかったからね

ルエとフィフが拗ねている中俺たちは元の場所に戻ってきた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ