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強いのは僕ではなく僕の龍たちです  作者: 七面鳥の丸焼き
44/101

謎が増えました

…さて、2人のステータスも見ておかないと…


----------------------------


名前:ギナ(火龍皇ギナシャール)

年齢:1714

レベル:15088


HP:22,415,665/22,415,665

MP:15,228,990/15,228,990

攻撃:16,882

防御:15,279

魔攻:12,611

魔防:12,110

俊敏:13,755


スキル:火魔法lv:Max 威圧 剣術


EXスキル:龍魔法 龍眼


称号:火龍皇


----------------------------

----------------------------


名前:リゴ(水龍皇リゴシャール)

年齢:1714

レベル:15088


HP:22,415,665/22,415,665

MP:15,228,990/15,228,990

攻撃:16,882

防御:15,279

魔攻:12,611

魔防:12,110

俊敏:13,755


スキル:水魔法lv:Max 威圧 槍術


EXスキル:龍魔法 龍眼


称号:水龍皇


----------------------------


…いくら双子だからってここまで一緒ってどうなの?

さすが双子!って言っていいの?

双子ってこういうもんだっけ?


『『それじゃぁ、元の世界に戻るよー!』』


元の世界に戻って俺は翔さんに2人を紹介したあと少し寝させてもらった

休憩らしき休憩してなかったからね

30分くらいの仮眠をした後俺たちはダンジョン攻略を再開した




『せいせいせーい!』

『そいそいそーい!』


ギナとリゴはさすが双子と言いたくなるような息の合った特攻をかけていく

あいつらテレパシーでも使ってるのか?

一言も声かけあってないのにタイミングがピッタリなんだけど…


『ふむ、個々ではそれほどでもないが2人だと凄まじいな』

『うん。息ぴったり!』

『おいら勝てる気がしないっすよ…』

『まだまだ雑』

『今はまだ…な』


ギナたちが大暴れしているおかげでこっちに敵が来ないからレイたちが2人の戦いを見て感想を言い合っている

俺は目で追うのがやっとなので何も言えない


「レイさんたちもすごかったけど彼らもすごいね。流石龍皇」

「おかげで死なずに済んでますよ」


俺のステータスがもっと高ければ俺もレイたちと一緒に戦えるのに…

いや、俺のステータスが低いおかげでレイたちと旅ができてるんだ

そう思うことにしよう


「…そういえば、ルエの占いに後押しされて召喚した結果まさかの2体召喚だったわけだけど、なんで今回占ったの?」

『占ってたのは毎回っすよ?平凡な結果だったから報告してなかったっす。今回はやらないと運気を逃すって出てたっすから報告したっす!』


なるほど…

じゃあ、なんで今回に限ってそんな結果が出たんだ?

運なのか?


『運じゃないと思うっすよ。そうなるように動かされた感じがするっす』


いったい誰が、なんのために?

わからないことだらけだ

誰かの掌の上っていうのは気色が悪い


「…まぁ、いまどれだえ考えても答えが出そうにないし、ひとまずこの話は置いておこう。ギナたちも終わったようだしね」

『そうっすね!』

『お兄ちゃん!倒したよ!』

『お兄ちゃん!倒したよ!』


返り血でドロドロの二人がしっぽを振りながら向かってくる

…おい、ちょっと待て!そのスピードで突っ込まれたら死ぬ!スピード落として!


ゴスッ!


『きゃぅん!?』

『きゃぃん!?』


あともう少しで俺と衝突するってところでレイがギナたちの頭に拳骨を落とした

音もそうだけどへこんでたよ?大丈夫?


『貴様らはバカか!あんなスピードで突っ込めばタツトがどうなるかぐらいわかるだろう!』

『あうぅ…』

『うぅぅ…』


おぉ、珍しくレイがガチ怒りしてる

ギナたちがぶるぶる震えてるところを見ると威圧も使ってるな

…なんでルエまで震えてるんだ?


『タツトは何も感じないんすか!?今レイが出してる威圧は相当なもんっすよ!?』


そういって俺の後ろに隠れる

しっぽが股の間に入っていてとてもかわいい

すまんな、俺は何も感じないんだ

最初の時からそうなんだよね

不思議だ…


「…このすさまじい圧の中でケロッとしているあたりやはり辰人君も勇者ってことなんだね」

「翔さんも平気そうに見えますよ?」

「これでもかなり耐えてるんだよ?気を抜けば動けなくなる」


翔さんでもそうなんだ…

なんで俺は平気なのか本当に謎である


『今言ったことをもう一度!』

『タツトのことを第一に考える!』

『タツトを極力困らせない!』

『よし。…次はないと思え?』

『『サー・イエッサー!』』


…何だあれ?

ルエたちのほうに気を取られている隙になんか軍隊みたいなことになっているぞ?

しかもレイのやつ、最後に殺気を出しやがった

俺でもわかるほどだから相当だぞ

ギナとリゴの2人、すっごい汗だくだ

返り血が汗で流れ落ちてるよ…

レイはそのまま俺の方に来るし…フォロー入れとくか


「お疲れさま。2人とも息ぴったりですごかったよ!まぁ、最後の突進に関しては次からはゆっくりね?

あんまり早く来られると俺が耐えられないから」


そういいながら俺はギナとリゴの頭を優しく撫でた


『『ふみゃあぁ///』』

『あまり甘やかすな』


おやレイさん、まだ怒り心頭中ですか?


「厳しくしすぎるのもだめだぞ?」


と、レイの頭を撫でながら宥める


『…もっと撫でろ』

「はいはい」


尻尾も揺れだしてようやく怒りは収まったようだ

そのおかげかルエの震えも止まりみんな動き出した

あとでルエも撫でてあげよう




「これは…」

『…吾輩は悪くない』


レイの威圧と殺気に当てられてか51階層から53階層までのモンスターがみんな泡を吹いて倒れていた

中には死んでしまっているのもいたようで素材が点々としていた

龍皇恐るべし

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