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強いのは僕ではなく僕の龍たちです  作者: 七面鳥の丸焼き
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新居に来ました

ちょっと短めです

いや~充実した2ヶ月だった!

お城の人のほとんどを撫でさせてもらえたからね!

騎士の人も大臣さんも気持ちよかったけどやっぱりハングが一番気持ちよかった!

通い詰めたら名前で呼んでもいいって言ってくれたんだよね

「俺もお前のことはタツトって呼ぶからお前も俺のことはハングと呼べ!」だって

こっちの世界で初めてできた友達

また遊びに来よう!


『『『『『・・・』』』』』


とまあ俺がこんな感じでハングたちをモフモフしていたらレイたちが機嫌悪くしちゃいました

ちゃんとハングたちを撫でた日はレイたちも撫でてたんだよ?

何がお気に召さなかったのか


『…何回か忘れていたではないか』


そ、そうだっけ~?


「…ごめん」


そういや確かに撫でなかった日はあった

反省しないとな…


『…撫でろ』

『みんなを撫でてくれたら許してあげる』

『いつもよりも優しく撫でるっす!』

『眠くなるように』

『気持ちよく』


…了解

帝都に帰るのは午後にして午前中はレイたちのために使いましょう

ごめんな?


『…ん///』

『にゃぁ♡』

『ふにゃぁ///』

『にゃ///』

『はにゃぁ///』


ラグだけ明らか違う声出てたけど気持ちよかったのかな?

アロも目がとろんとしてきてる

ごめんな、次からは気をつけるから許してな



『じゃぁ帝都まで!』≪転移≫!


転移パイセンマジ便利っす!

転移があるから2ヶ月ギリギリまで向こうにいたんだよね

ペオグさんのところに行って完成したか聞きに行こう!





「おぉ、帰ってきたか。家ならとっくに完成してるぜ!見に行くか?」

「行きます!」


さすが王様が認める職人さん!

お風呂!お風呂!

広々お風呂が待っている~♪




「着いたぜ。これカギな。合鍵作るなら店に来な。さて、中の紹介だ」


あれれ~?おかしいぞ~?

こんな鉄柵設計図に描いてあったっけ?

噴水なんて頼んだっけ?

庭に縁側みたいなの付いてるんだけど、洋風なこの家にミスマッチじゃないですか?


「サプライズだ」


なんでこれをチョイスした!?

まあびっくりしたしサプライズは成功だよ


玄関を入ると吹き抜けの部屋が目の前に広がり目の前に2階に上がる階段がある


「左がキッチンやリビング、右が風呂だ。2階には寝室がある。あとはお前さんたちの目で見てくれ。俺は帰る」

「あ、せっかくですしご飯食べていきませんか?」

「悪いが片付けないといけない仕事があるんでな。また誘ってくれや」


そりゃ残念だ

ペオグさんは肩をゴキゴキ鳴らしながら帰っていった


「とりあえず1階部分から見ていこう」

『風呂を見に行くぞ!そして入るぞ!』

『キッチン!キッチンみたい!』

『おいら寝室が見たいっす!』

『私は庭を見てくる』

『我はアロについていくとしよう』


ええい!一斉にしゃべるな!

結局全部行くんだからおとなしくしててよね…

と言いつつ俺もテンション上がってるんですけどね


「まずはキッチンに行こう。そのあとお風呂で次に2階ね」

『む…わかった』

『どんな器具があるかなぁ♪』

『ワクワクが止まらないっす!』


俺もっす!





「すげぇ…竈がある…」

『やったぁ!ピザとかが作れる!』

『うまそうな名前だな。今日の晩はそれにしてくれ』

『ラグが使うには広くないっすか?』


そうだね

人間が使うにしても結構広いぞ?


『僕飛んで調理するからむしろいい感じ!お手伝いはしてね?』


そりゃもちろん

働かざるもの食うべからずだからね


リビングには暖炉があった

これは暖炉の前で揺れる椅子に座り猫を撫でながら昼寝をするって言う夢がかなえられるのでは!?

あとで家具買うとき一緒に揺れる椅子買おっと


風呂はね、うん

広かったよ

思ってたより広かった

お湯のはり方は簡単だったから後で入ろ


2階には部屋が左右に4つづつあった

どの部屋も同じくらいの広さだったので階段に近い場所を貰った


「とりあえず家の中は一通り見たかな?家具を買いにいこっか」


ベッドとかテーブルとか買わないとないからね

他にもいいインテリアがあれば一緒に買っちゃいましょう





これからドラゴンがどんどん増えていくのを考えるとセミダブルを2つ買った方がいいかな?

あとはルームランプとかタンスとか

あ、姿鏡買わないと!


「ポポロたちはどうする?」

「僕は大丈夫です!」

「俺たちも大丈夫です!」


まぁ、俺と同じの買っておくか

それで行けるでしょう




「広い風呂はいいね~…」


足を伸ばしてゆったりとは入れるのはやはり気持ちいい


『最高だ…』

『ほんとっすね…』

『…zZZ』

『また沈んでいるぞ』


風呂は広くなったが俺たちは相変わらず密着して入っている

まだ慣れていないって言うのと水にぬれた鱗が気持ちいいっていうのが理由ですね


晩御飯はレイ御所望のピザ!

竈で焼いたピザ最高!

いつも家で食べてた冷凍ピザなんて目じゃないくらいうまい

これは太りますわ

明日は野菜にしてもらおう


『…?』

「ん?レイ、どうかした?」

『…いや、吾輩の気のせいのようだ』


気になるけどレイが気のせいって言ってるってことは大丈夫だよね?

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