表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

世界観の変わり目


―――そう、この平凡な一日は一つの事件で大きく変わった…


「おいおいぃ、そりゃねぇだろぉ~」

平凡に喋っている高校生、紅石雄貴(あかいしゆうき)は、保育園からの親友、枝野大紀(えだのだいき)と一緒に帰っている途中である…

「そぉいや雄貴ぃ、アイツには告ったのかぁ??」

「アイツって?」

「マジで言ってんのか?谷口だよっ!」

「…あぁ、そういや告ってねぇわ。そろそろ告るって」

谷口結衣(たにぐちゆい)は、紅石の小学校からの同級生であると同時に、紅石の惚れた女の子だ

紅石は谷口とは、何度も喋り、何度も遊んだ(多数の友達付き)ことのある仲である

(はぁ、振られたくないなぁ…)

などと紅石が心の中で呟いてると、電車(地下)のホームに着いた

「そうだそうだ!今度、超の3000乗が付く位のカワイイ子と遊ぶんだぁ。羨ましいだろぉ????」

と枝野が嫌味ったらしく言ってると、目の前で中年男性が線路の上に頭から落ちた

その瞬間を目撃した紅石は

「おい大紀!助けに行くぞ!!」

「はぁっ!?何言ってっっ、なるほどな、わかった」

そう、二人とも困ってる人を見たら助けたくなる人間である

二人ともすぐさま線路に降り

「おい!大丈夫かおっさん!」

「大紀っ!担げっ!電車はもうそこまで来てる!」

「わかってる!もう、担いでる!」

どうにかして中年男性を助けられたがもう電車はそこまで来ている

(もしかして、俺ら…)

そう、これが事件の、否、世界の変わる瞬間だった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ