[おまけ]作品モチーフ・登場人物解説
[information
こちらは本作『天明のシンパシー』のおまけ回となっており、本編とは一切関係ありません。
著者:砂石 一獄自身の文章である為、自我のある内容が苦手な方はブラウザバックを推奨します。]
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本作:天明のシンパシーをご覧いただき、誠にありがとうございます。
砂石 一獄です。
第三章も完結し、作品の雰囲気がガラリと大きく変わります。それに伴って、作中の登場人物について。また、本作の大まかな概要について解説する回を設けました。
駄文となりますが、お付き合い願えれば幸いです。
[information:題材について]
本作は、いわゆる「ダンジョン配信もの」と表現される作品ジャンルとなっております。
しかし、第三章まで読んでいただいた方であれば、お察しかと思いますが本作はダンジョン配信ものとしては大きく特色の異なる作風となっております。
では、天明のシンパシーの作品の根幹となる、題材とは何か。
結論から申しますと、本作の題材として『棒人間バトル』をモチーフの一つとして取り入れております。
——棒人間バトルについて知っている方と、知らない方。
恐らく、大きく分かれるかと思います。なので、一応説明させていただきます。
『棒人間バトル』とは、主にDSi~3DS間で普及した無料ソフトである『うごくメモ帳』内で人気ジャンルであった、棒人間同士が戦うアニメーション作品のことです。
私、砂石 一獄も棒人間バトルの作者でした。(3DS時代には居ませんでしたが……)
そして、本作を書き上げるに伴い、久々に棒人間バトルを小説の片手間で描いております。ニコニコ動画において同名義で投稿しておりますので、興味があればそちらも是非よろしくお願いいたします。
……申し訳ありません。大きく話が逸れました。
ダンジョン配信シーンにおいて、人型の魔物との戦闘シーンが多い理由。そして、群れの中で強化個体が存在する展開を頻回に描写していると思いますが、これは『棒人間バトル』の展開をモチーフとしていることによるものです。
撃破数カウントのコメントを演出しているのも、○○人抜き、等の作品再現です。
[information:登場人物について]
さて、この項目では作中の登場人物についてそれぞれ由来と共に解説いたします。
①勇者セイレイ
セイレイは、『うごくメモ帳』内で作成したキャラクターです。
砂石 一獄にとって最も思い入れの深いキャラクターであり、長らく寄り添ってきました。そんな、セイレイ君の由来ですが。結論から言うと「わからない」です。
「どういうこと?」と思われるかもしれません。簡潔に理由を申しますと、名付け親は私ではないのです。
経緯としては、彼は元々ただの棒人間として描いていたキャラの名前募集を掛けた際に決まった名前なのです。なので、特に由来として深い理由もなくセイレイという名前が付けられました。
本作で「生きる、零から」という言葉が出たと思いますが、この言葉は後付けです。
②僧侶ディル
勇者セイレイ君と密接に関係するディル君。
彼も、セイレイと同様に『うごくメモ帳』内で作成したキャラクターです。
作成時期で言えば、ほぼセイレイと同時に生まれました。彼自身も思い入れの深いキャラクターです。彼の命名者は私ですが、正直なところ「語感だけ」で決めました。
その為、「Die Will」という彼に関係した言葉も、後付けとなっております。
③盗賊noise
もし、砂石 一獄の他の作品を読んでくださった方なら分かるかもしれません。一ノ瀬 有紀というキャラクターは『小説家になろう』内で生まれたキャラクターです。『金色のカブトムシ』『狐色の涙』に登場する彼女も、小説歴10ヶ月になる私にとって、思い入れの深いキャラクターとなっております。
「noise」と命名した理由につきましては、これは彼女の後輩にあたる「船出 道音」から連想した名前となっています。
元々、noiseという名前は船出 道音に与える予定でした。
「音色」から連想した名前がきっかけで、彼女はnoiseと名付けられたのです。
④魔法使いホズミ
彼女だけは、本作で完全に新規として作成されたキャラクターとなっております。ベースとなるキャラクターが居ない訳ではないのですが、名前のみで言えば新たに作成したキャラクターとなっております。
由来といたしましては、「魔法使い」を連想する名前にしたかった、ということが主となっています。
名前である
「ま」えぞの 「ほ」ずみ。
その名字と名前の頭文字をくっつけると、「まほ」となります。
このことから、「魔法」を連想できる名前として彼女は生まれました。
[information:作品構想について]
ネタバレすることはできませんが、今後の大まかに描写する内容について説明いたします。
セイレイ君とディル君の関係。
一ノ瀬 有紀と船出 道音のすれ違いの結末。
前園 穂澄のドローンの入手過程。そして、ドローンの本体とは。
そもそも、なぜセイレイは希望の種なのか?なぜ、魔王が勇者を育てたのか?
未だ、明かされていない謎は多々ありますね。
一つ一つ解説していきたいところではあります。しかし、それは本編までのお楽しみに取っておきたいと思いますので、今後ともお付き合いいただければと思っております。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。
[information:おまけイラスト]
本作:天明のシンパシーにおける主要人物をまとめたイラストを作成しました。
棒人間を用いたイラストとなっておりますが、戦闘スタイルを簡潔にまとめておりますので誰が誰なのかはわかるかな……と思います。
ここまで、駄文にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
今後とも、本作:天明のシンパシーをよろしくお願いいたします。
砂石 一獄




