[おまけ]”天明のシンパシー”の参考作品について
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本編”天明のシンパシー”にまつわる裏話について纏める回です。本編には一切関係ありませんので、スルーしていただいても一切本編には影響はございません。モーマンタイ。
……あ、でもがっつり第八章のネタバレ書いてるからそこ気になる人は止めた方が良いかも。
こんにちは、砂石 一獄です。
web小説書きながらアニメーション描いてるとち狂いです。
また棒人間バトルの合作もいくつか進んでいるのでニコ動の「棒バトランキング2025」タグ内の作品で色々と顔を出すかもしれません。何卒アニメーション砂石の方もよろしくお願いします。
今はswitchの「いっせいトライアル」でundertaleプレイしてます。youtubeである程度ストーリー見ちゃったので、完全所見は無理ですがなんちゃって初見プレイで楽しんでます。
……という筆者のぐだ話は置いておいて。
ストーリーの転換期に当たる第八章も終わりを迎えまして、一気に佳境を迎えました。
Sympass運営である瀬川 沙羅の登場により、勇者セイレイを筆頭とした勇者配信は大混乱。視聴者を巻き込んだ配信は、大きく世界を揺るがしていきます。
彼が辿る配信がどんな結末を迎えるのか。
勇者セイレイは、世界にどのような選択を与えるのか。
そこまでしっかりと描きたいと思っていますので何卒よろしくお願いいたします。
……さて、今回は”天明のシンパシー”の中で特に参考にした作品について纏めたいと思います。
あっ「ドラゴンクエスト」は無しで。一番分かりやすいモチーフだと思うので……。
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以前、本作は「棒人間バトル」をモチーフにしている、とお話ししましたが特にどのような作品を参考にしているのかについて語りたいと思います。
いわば砂石の趣味トークです。
はいそこブラバしない。棒バトの布教も兼ねてるんだから。
(絶対ないと思うけどコメント欄にこの作品から来た、とかは書かないでね!投稿者様の迷惑になるから!)
特に、第八章に関してはいくつもの棒人間バトルを作品モチーフとして参考にしましたので、一気に書いていきますね。
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〈Tenmei本社のダンジョン配信シーン〉
本作のメインシーンに当たるTenmei本社攻略シーン。
これに関しては明確に作品モチーフがありまして、あなざ氏制作の「アジト侵略」です。
前編
https://youtu.be/o62CYzVe2-0?si=G7eh3KVU22WzjzE3
後編
https://youtu.be/3mOQ7_2m2IQ?si=4staWyVAVInfLSVs
個人的にマジで名作なので見て欲しいです。URLを添付したのは棒人間バトルの方ですが、作者様自身で人間版としてアニメーション化もしていますのでそちらも是非。
前編は道中戦、後編はボス戦……という分け方になっています。
モーションがかっこいいのもそうなんですけど、前編の吹き抜けになった部分で対峙する剣士との激闘シーン。あれがめっちゃ好きです。
正面に突き出した剣の向きを変える部分とか、個人的にめちゃくちゃ癖ですね。
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そして、Tenmei本社の「追憶の守護者」として対峙した「勇者セイレイ」。彼は仲間の武器を真似して戦闘スタイルを変更する、という立ち回りをしていました。
——もちろんこれにも作品モチーフがあります。
The Imitator Collab 2 (hosted by Shuriken)です。
本編
https://youtu.be/18blt3-tMPM?si=BHN8fXdGC0q34fvA
これは海外の棒人間アニメーションを紹介する(って解釈で合ってるのかな?)場所である「dojo」でも公開されている作品です。それぞれのパートごとに、コピー同士の戦いを描く……という作品になっています。
海外では「soundline」って言うらしいのですが、音楽に合わせて音ハメしてるので見ていて気持ちい作品ですね。これめっちゃ好きです。
作者ごとによって表現方法や退場の仕方が違うのが面白いところです。負ける、優勢のまま終わる、撤退する……そう言った作者ごとのスタイルの違いが見れるのも合作の面白いところだと思います。
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最後に、本編登場人物である「前園 穂澄」においても明確なキャラクターモチーフがありますのでそこにも触れます。
魔法使いホズミは、色々な魔法使いキャラを混ぜ込んだようなスキル設定をしていますが……その中でも、特にモチーフとして据え置いたのがMicool氏の「Micwizard」です。
当然棒人間関連の作品です。ブレなさ過ぎて自分でも笑っちゃう。
本編
https://youtu.be/3N54tMDeink?si=9LdZYsL6V4tKBIpN
こちらも海外のアニメーション作品となっています。魔法使いとして戦うmicwizardが武器を変形させながら戦う、という独特な表現方法がかっこいいです。ちなみに本作者であるMicool氏は現在アニメーターとして活躍されているみたいです。最近だと「葬送のフリーレン」の作画にも参加したとか。
ホズミのスパチャブースト”赤”である「形状変化」の元ネタはもちろんこれです。
近接戦闘バチバチ行ける魔法使い、という演出をなるべく自然な形で組み込みたかったので非常に満足しています。
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なんか本当にただの自己満足の文章になってますね、ごめんなさい笑
棒人間アニメーションって、ただ棒人間を動かすだけに見えてそこに作者によって書き味が割と異なるので結構奥が深いんですよね。
著者である砂石も本作を終えた後は、当面棒人間バトル制作に専念すると思います。
勇者セイレイを筆頭とした、勇者一行のアニメーション作品は描き続けたいですし。勇者一行は未来永劫不滅です。
https://youtube.com/playlist?list=PLRfeIndvgXJdY2sdjlwHXhQeCjIeCJXwr&si=BaH-9THiI_yDfuiE
↑砂石が制作した個人アニメーション再生リストです。棒バト以外もいくつか入っていますが……。
本作の最終目的は棒バトの布教、という側面も強いので定期的に話に交えていきます。
では、今後ともに「天明のシンパシー」をよろしくお願いいたします。
砂石 一獄
P.S 本作のアラン覚醒回である「悟りの書」を自主制作アニメーション化する企画の進捗についてですが、現在は10%ほどです。
自ら描き込みを増やしているので、思うように進みません……。アニメーターみたいなことやっているよなーとはすごく思ってる。
一部フレーム公開。