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天明のシンパシー  作者: 砂石 一獄
⑤高級住宅街ダンジョン編
158/322

【第七十七話(3)】追憶との闘い(後編)

【登場人物一覧】

瀬川(せがわ) 怜輝(れいき)

配信名:セイレイ

役職:勇者

勇者としての自覚を胸に、日々困難と立ち向かう少年。

責任感が強く、皆を導く役割を担う。

前園(まえぞの) 穂澄(ほずみ)

配信名:ホズミ

役職:魔法使い

瀬川 怜輝の幼馴染。かつて瀬川に命を救われたことから、強く恋情を抱いている。

気弱だった彼女も、いつしか芯のある女性へと成長していた。

一ノ瀬 有紀(いちのせ ゆき)

配信名:noise

役職:盗賊

元男性としての過去を持つ女性。卓越した洞察力と、経験から勇者一行をサポートする。

今日も彼女は仲間の為にその刃と技術を存分に振るう。

青菜 空莉(あおな くうり)

配信名:クウリ

役職:戦士

心優しき少年。魔災以降、直近までの記憶が無く自分がどのように生き抜いてきたのかを覚えていない。

雨天 水萌(うてん みなも)

元四天王の少女。寂しがりであり、よく瀬川に引っ付いている。

 荒れ狂うような、闇の波動が住宅街を覆いつくす。ブロックの積み重ねられた塀は大きくヒビを生み出し、吹き飛んだ瓦礫が家屋を穿つ。

 崩壊する住宅街の中、その声は響いた。

『書き換えてやる……こんな、俺の存在をなかったことにする世界なんか……』

 かつての一ノ瀬——anotherは、くぐもった、恨みの籠った声音で呻くように呟く。

 もはやそこには、毅然とした振る舞いの彼の痕跡を辿ることなど出来ない。

 対峙する勇者一行は、各々武器を構え直す。

「否定してないでしょ!?有紀さんは、有紀さんの望む姿のままで生きようとしているだけ!!君の存在自身を有紀さんは否定していないっ!!」

 ホズミは、吹き荒ぶ闇の波動に屈することなく、透き通るような声で叫んだ。

 両手杖をしっかりと正面に構え、いつでも魔法を放てるような体制を維持し続ける。

 だが、その杖先は小刻みに震え、ホズミの抱く恐怖心を完全に隠すことなど出来ていなかった。

『いいや、否定だ……俺を、俺の存在を、男性としての一ノ瀬を、完全に書き換えたんだ。弱さだ、弱さだよ……!!』

 やがて、anotherを纏っていた漆黒の闇が、圧力を伴った波動と共にはじけ飛ぶ。

 そこにいたのは、人間の姿をしたanotherではなかった。

[わ。なんですかこれっ]

 雨天の驚いた様子のコメントが流れる。

 それもそのはず、そこにいたのは。

[獣?]

[オオカミの姿かな]

[気を付けて。スピードとか上がってそう 3000円]

 身に纏っている学生服こそ、anotherそのものであるが、その容姿は大きく形を変えている。

 全身真っ黒の毛皮に、灰色のラインが描かれている。顔つきこそanotherの姿を保ってはいるが、頭からは獣の耳が覗かせていた。

[ワーウルフ、と言ったところかな 3000円]

[頑張って。みんななら勝てると信じてる 3000円]

 いうなれば、ワーウルフと化したanotherが、恨めがましい声音で呟く。

『喰らってやるよ。お前の存在全て。それで、一ノ瀬 有紀は本来の姿へと戻るんだっ!!』

「そこはカブトムシじゃないんだね」

 一ノ瀬は呆れたように苦笑を漏らす。

『はっ、あんな格好できねぇよ。せっかくの俺の姿が台無しだろう?』

「……カッコつけめ」

『そんな俺の姿を、船出は好きになったんだろう!!』

 anotherは低い構えを取って、アスファルトの地面を強く踏みつける。

 明らかなダッシュ前提の姿勢に、セイレイ達はすかさず警戒の体勢を取った。

 身構えるセイレイ達の前に、一ノ瀬は庇うように立つ。

「……私に任せて」

「あ……わかった」

 一瞬引き留めようとしたセイレイだったが、一ノ瀬の真っすぐな瞳を見てすぐに言葉をひっこめた。

 一ノ瀬には”金色の盾”のスキルがあることもその理由だ。anotherが近距離特化の戦い方である限り、一ノ瀬の優勢は崩れない。

『立派な心掛けだなぁっ!!』

「スパチャブースト”緑”!!」

[noise:金色の盾]

 anotherが地面を踏み抜き、猛スピードで一ノ瀬に襲い掛かる。それに合わせて、素早く一ノ瀬は左腕を突き出すと共に宣告(コール)

 瞬く間に左腕に金色の盾が顕現し、anotherの攻撃を受け止めんとする。

 しかし、元は同一人物のanotherがそれを分かっていないはずが無かった。

『分かっていて、盾を殴るアホがいるか』

「くっ!?」

 anotherが駆け抜ける勢いで振り抜いたデュランダルの袈裟斬りが、一ノ瀬の盾を掻い潜って襲い掛かる。

 それは瞬く間に一ノ瀬の胴を叩きつけた。

 たまらず一ノ瀬は大きくバックステップし距離を取るが、自身の身体を纏っていた光の粒子がほとんど見えなくなっていることに気づく。

「もう、受けるのは厳しいか……」

「僕が代わりに前に立つよ!」

 ぽつりと一ノ瀬が呟くのを聞いたクウリは、すかさず彼女の前に躍り出る。それから、anotherに向けて駆け出し、迷わず大鎌を振り回す。

「たああああっ!!有紀姉を、皆で守るんだ!!」

『邪魔者が、しゃしゃり出るな……!!』

 anotherは苛立った声音でそう呟くが、その表情から余裕は消えていた。

 デュランダルを前方に構え、クウリの連撃を受け止める。受け流したクウリの一撃が、アスファルトを大きく穿つ。

 だが、クウリの攻撃に対応していたanotherは、死角から襲い掛かるセイレイに気づかなかった。

「スパチャブースト”青”!!」

[セイレイ:五秒間跳躍力倍加]

 セイレイの通る声で放たれた宣告(コール)と共に、青い稲妻の如き軌跡がanotherを貫く。

 振り抜くファルシオンの一撃に伴って、ホログラムの残滓が大きく舞い散る。

『っ……次から次へと、ふざけやがって……』

 セイレイとクウリから距離を取るべく、anotherは大きくバックステップ。

 そんなanotherの着地先目掛けて、既に回り込んでいたホズミが青色の宝玉が飾られた杖を構えて叫ぶ。

「放てっ!!」

[ホズミ:氷弾]

 彼女の甲高い声と共に放たれる、氷の礫がanotherのバックステップした先に着弾。瞬く間に、それを中心として周囲が凍結し、anotherの足を奪う。

『くっ!!??』

 バランスを維持できず、anotherは片膝をついた。

 流れるような仲間たちの連撃に、一ノ瀬は嬉しそうに笑う。

「あははっ、本当に皆……最高だよ。ありがとうね」

『くそっ、くそっくそっくそっ!!』

 そんな幸せそうな勇者一行とは対極的に、anotherは氷上で悪態をついていた。

 一ノ瀬は、プリーツスカートを整えながらanotherと目線を合わせるべく屈みこむ。

「自分の存在を見失うってさ。辛いよね。私が一ノ瀬 有紀として存在を認められたのが許せなかったんでしょ」

『ああ!!そうさ、お前が女性として生き始めた瞬間!男性としての俺は世界から消え去ったと思った!!真水も、船出も!!皆、皆、女性としてのお前を受け入れた!!』

「……船出、じゃない。みーちゃん……だよ」

 anotherの言葉を、一ノ瀬は寂しそうに首を横に振って訂正する。

 かつて男性だった頃の自分では、絶対に起こりえなかった呼び名だった。

「もしさ。私が男性のまま、成長していたらどうなってたんだろうね。苦労も知らず、己の本心を誤魔化して生き続けてたのかな」

『黙れ、黙れ!!結果論だろう!!俺のこれだって本心だ!!消えたくないから、こうやって!!』

「……ねえ。私の身体を使って元に戻りたかったのはさ、本当に、世界を救うのに最善だと思っていたから?」

『……何が言いたい?』

 一ノ瀬にとっては、anotherのその表情は何か縋りたいようにも思えていた。

 昔の自分は一体、何を思っていたのか。今はもう別人のような考え方となってしまったから、完全に寄り添うことは出来ないけれど。

 それでも、理解することは出来る。


「……寂しかったから」

『——!!』

 anotherの目が大きく開かれる。

 彼の表情の意味を悟った一ノ瀬は、静かに言葉を続けた。

「私がこの身体になって。あなたは金色のカブトムシの中に意識を宿された。当然、あなたを一ノ瀬 有紀だって認めない。私が女性としての姿に書き換わったように、あなたはその姿に書き換えられたんだよね」

『……今更、理解したかよ』

 そう恨み言のように返すと共に、anotherの姿に大きくラグが走り始めた。

 全身を覆いつくしていた漆黒の毛皮が、やがて世界の中に消えていく。

「……そうだ。俺は、お前と同じさ。自分の姿を失って、誰にも認知されなくなって。寂しかったよ」

 気づけば、anotherの姿は魔物から人間のそれへと戻っていた。

「……もういいか。解除」

 anotherの敗北を確信したホズミは、そう呟く。それと同時に、ホズミが放った魔法により生み出された凍結した足場が、瞬く間に本来のアスファルトの地面へと戻った。

 破壊されつくした住宅街の中、anotherはぽつりぽつりと呟く。

「何としても。俺は存在を証明しないといけない、そう思うと、手段なんて選んでいられなかった。俺はここにいるんだ、ただそれだけを伝えたかった」

「これだけ破壊の限りを尽くしてまで、存在証明をしたかったんだね」

「お前らは、言いたいことを簡単に伝えられるだろうさ。だが、俺みたいな、存在意義を見出せない人間は、どうやって自分の意思を伝えればいい?どうやって、世界に自分の存在証明をすればいい?」

「……ごめん。それは、分からない」

 一ノ瀬は静かに首を横に振る。anotherはその姿を見て「はっ」とほくそ笑んだ。

「だろうな。有名人のnoise様には分からないだろうさ。どうにかして俺は俺の居る意味を見出さないといけない。だが、お前が既に一ノ瀬 有紀として世界に存在している……なあ。教えてくれよ」

「……」

「お前もさんざん悩んだ問題だろう?どうして、お前はそこまで光を、希望を消さずに保つことが出来るんだ?自分の存在に疑問を持ちながら、どうやってお前はそれを乗り越えた?」

「簡単なことだよ」

 そう言って、一ノ瀬は立ち上がってセイレイ達の方向へと振り返る。

 ずっと、苦楽を共にした仲間達の方向へと。

「私に足りなかった、たった一つの要素。それはね……”本心で話すこと”……それだけが、私に足りない一つの要素だったよ」

「本心で……」

「皆と居たい。皆のことが大好き。簡単に言える言葉だけど……ストレートに感情が伝わる言葉だからこそ、皆恥ずかしくて言えなくなっちゃう。だから、遠回りするんだ。遠回りして、誤魔化して、見失って……」

「それは、お前だからこそ出来る話だろ。俺には、誰も居ない。もう、誰も俺を慕ってくれる人なんていない。俺には……」

 一ノ瀬の言葉を聞いてなお、anotherは自分の殻に閉じこもるようにブツブツと呟く。

 そんなanotherへと、セイレイは声を掛けた。

「んな言い訳がましく繕ったことばっか言ってるから誰も寄り付かなくなるんだろうが。ちょっとは本音で話せよ」

「……勇者セイレイ……」

「俺その呼び名あんまり好きじゃねーんだけどなあ……お前が望んだ世界は何だったんだよ、なあ」

「……俺は」

 セイレイの問いかけに、anotherの脳裏を過ぎるのはかつての高校生活の光景だった。

 何気なく、他愛ない談笑を繰り広げる放課後の時間。


 ——じゃあ、また週明けですねぇ、またね、一ノ瀬先輩、鶴山先輩っ。

 船出がいた。

 ——うん、また週明けー。

 真水がいた。

 ——まぁ……気をつけて帰れよ。

 そして、俺もいた。

 そんな、何気ない毎日がずっと続くと思っていた。そんな日々が、当たり前だと思っていた。

 でも、当たり前は当たり前じゃなかった。ある日。俺は俺自身の存在を失った。


 いつか、元の日常に戻れるのだと思っていた。

 しかし、望めば望むほど、遠ざかって、見えなくなって。

「居たかっただけだ。皆と、ただ、くだらない話をしているだけで良かった。そんなありきたりで、他愛なくて。特別なんて、要らなかった……」

 anotherの端正な顔立ちが、涙に崩れていく。声を殺してアスファルトの上で蹲り、内に秘めた本音を女性になり変わった自分自身へと零していく。

「羨ましかった。魔災で何もかも失ったはずなのに、お前は再び仲間を得た。苦楽を共にする仲間と共に歩める、それがとても羨ましかった……だから、欲しかった。失ったものを取り戻せると思ったから……」

「一人は辛いよね。分かるよ、私自身だもん」

 再び屈みこんだ一ノ瀬は穏やかな表情を浮かべ、anotherの頭を撫でる。

 かつての自分自身の姿であるはずなのに、もう二度と見ることのなかった自分自身の姿であるはずなのに。

 今は、どこか愛おしさすら感じていた。

「私も、いくつもの絶望を味わってきた。得たと思ったら失って、裏切られて。何が正しいのか、何が間違ってるのか分からなくて。そんな時、私の辛いを聞いてくれる人が居る。だからね、私も皆にもっと歩み寄らなきゃって、そう思った」

「……でも。俺には、もうそれは出来ない。一ノ瀬 有紀は世界にとってはもう女性なんだ」

「ううん。一緒に行こう。私は、男性としての一ノ瀬も受け入れるよ」

「……何?」

 顔を伏せていたanotherは、一ノ瀬の言葉に思わず顔を貌を上げた。涙に濡れた頬が、一ノ瀬から零れる光に照らされる。

 一ノ瀬は恥ずかしそうに笑いながら、anotherに手を差しだした。

「皆が受け入れてくれたのは、女性としての私だから姿は変えられないけどさ。やっぱり、男だった頃の私も忘れずに生きていきたいんだ」

「……は、ははっ。ずいぶんと傲慢なんだな」

「理想論を語るのは、勇者一行の専売特許だよ」

 彼女の言葉を聞いたanotherは、呆れたようにため息を吐いた。

 それから一ノ瀬の手を借りて立ち上がり、巨大な屋敷——かつての一ノ瀬の実家の方向へと振り返る。

「お前の中に戻るのは、まだ先だ。noise……まずは、この家の探索から、だろ」

「……そうね。私も気付いていない大切な情報があるかも、だもんね」

 より、真実へと近づく為の情報が、勇者一行に立ちはだかる。


To Be Continued……

総支援額:24000円

[スパチャブースト消費額]

 青:500円

 緑:3000円

 黄:20000円

【ダンジョン配信メンバー一覧】

①セイレイ

 青:五秒間跳躍力倍加

 両脚に淡く、青い光を纏い高く跳躍する。一度に距離を縮めることに活用する他、蹴り技に転用することも可能。

 緑:自動回復

 全身を緑色の光が覆う。死亡状態からの復活が可能である他、その手に触れたものにも同様の効果を付与する。

 黄:雷纏

 全身を青白い雷が纏う。攻撃力・移動速度が大幅に向上する他、攻撃に雷属性を付与する。

②クウリ

 青:浮遊

 特定のアイテム等を空中に留めることができる。人間は対象外。

 緑:衝風

クウリを中心に、大きく風を舞い上げる。相手を吹き飛ばしたり、浮遊と合わせて広範囲攻撃に転用することも出来る。

 黄:風纏

クウリの全身を吹き荒ぶ風が纏う。そのまま敵を攻撃すると、大きく吹き飛ばすことが可能。

③ホズミ

 青:煙幕

 ホズミを中心に、灰色の煙幕を張る。相手の視界を奪うことが出来るが、味方の視界をも奪うというデメリットを持つ。

 緑:障壁展開

 ホズミを中心に、緑色の障壁を張る。強固なバリアであるが、近くに味方がいる時にしか恩恵にあやかることが出来ない為、使用には注意が必要。

 黄:身体能力強化

 一時的にホズミの身体能力が強化される。攻撃力・移動能力・防御力が大幅に上昇する他、魔法も変化する。

魔法

 :炎弾

 ホズミの持つ両手杖から鋭い矢の如き炎を打ち出す。

 一度の炎弾で3000円と魔石一つを使用する。火力は高いが、無駄遣いは出来ない。

 :マグマの杖(身体能力強化時のみ使用可)

 地面に突き立てた杖から、マグマの奔流が襲いかかる。ホズミの意思で操作可能。

 一度の使用で10000円と魔石一つを使用する。高火力であるが、スパチャブーストの使用が前提であり、コストが高い。

 :氷弾

 青色の杖に持ち替えた際に使用可能。氷の礫を射出し、直撃した部分から相手を凍らせることが出来る。

 炎弾と同様に、3000円と魔石一つを使用。

 :氷壁

 氷塊を射出し、直撃した部分に巨大な氷の壁を生み出す。死角を作り出す効果がある他、地面を凍らせることにより足場を奪うことも出来る。

 魔石(大)一つと、10000円を消費する。

④noise

 青:影移動

 影に潜り込み、敵の背後に回り込むことが出来る。また、地中に隠れた敵への攻撃も可能。

 (”光纏”を使用中のみ)

  :光速

 自身を光の螺旋へと姿を変え、素早く敵の元へと駆け抜ける。

 緑:金色の盾

 左手に金色の盾を生み出す。その盾で直接攻撃を受け止めた際、光の蔦が相手をすかさず拘束する。

 黄:光纏

 noiseの全身を光の粒子が纏う。それと同時に、彼女の姿が魔災前の女子高生の姿へと変わる。

 受けるダメージを、光の粒子が肩代わりする。

ドローン操作:雨天 水萌

[サポートスキル一覧]

・なし

[アカウント権限貸与]

・消費額20000円

・純水の障壁

・クラーケンによる触手攻撃

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