プロローグ
処女作です
設定ミスってたりするかもしれないです
よろしくお願いします
目が覚めたらそこは真っ白な世界だった。
「どうなってんだこりゃ」
俺 -自見由樹はその日、地球から消えた。
状況を整理しよう。俺は高校生で学校から帰っていたはずだ。それで…何があったんだ?
そうだ!トラックに轢かれそうな女の子を助けて…そこから記憶がないな、もしかして俺は死んだのか?「‐‐」
「お~い」
もしかして最近話題の異世界転生ってやつか?
「お~いってば」
家族はどうなっているのだろう
「聞いとんのかワレぃ」
「うわっ」
「お?」
「驚いた、まさか人がいるなんて」 ・・・・
先程までまったく気配を感じなかった。そう、まるで突然そこに出現したかのように。
「私は女神。コホン、私はあなたが住んでいた世界とは別の世界の神です。突然ですが、あなたは亡くなりました。」
やはり俺は死んでいたようだ。これからどうなるのだろうか。神であったら敬語のほうが良かったですかね?
「タメ口で大丈夫です。本来あなたはあそこで死ぬ運命にはありませんでした。こちらの世界の魔王があなたの世界に手を出そうとした結果、亡くなってしまいました。完全にこちらのミスです。しかし、あなたが亡くなってしまった事実は確定してしまい、生き返らせることはできません。そこで、あなたを転生させる措置を取ることとなりました。」
どうやら本当に転生するらしい、家族にどう説明したものか。
「家族に伝言を残すこともできますよ」
おぉ、では「別の世界で元気です」と。あの人達は余計な言葉を好まない。これでいいだろうと、口を開けようとすると
「かしこまりました。では、手紙として届けるよう手配しておきます。」
これはひょっとしなくても心を読まれている?
「そのとおりです。現在あなたは魂のみの存在であり、話すことができないためこのような対応となっております。」
しかし、読み取れるのは表層心理までってとこかな?
「うるせぇボケ」
え?
「では、転生先等の説明に入ります。」
「今回あなたに転生していただく世界は魔法が存在する、あなたの世界で言うあーるぴぃじー?と似た世界となっております。それでは、ボーナスを選んでください。」
ボーナスが貰えるのか?
「今回こちらの事情でなんの罪もないあなたを害したのですから、それの補填と考えていただきたい」
「では、お望みのボーナスは何でしょう?また、肉体は16歳で、言語は通じるようになっております。」
じゃぁ、やはりアイテムボックスだろう
「それだけではリソースが少なすぎます」
とは言ってもなぁ
「はよ決めろやクソガキ」
ゑ?
「失礼いたしました」
いやいやいやいやさっきからちょくちょく893出てきてません?
「そそそそ、ソンナコトハ・・・」
でももう手遅れな気が…
「丁重にって指令が出てたけどもうタメ口でも良い?」
私の意思というよりそれ、上から言われません?
「あ゙?」
ヤッパナンデモナイデス
「まぁいいや、要するにアイテムボックスだけだと補填として足りないからもうちょっと選んでいいよってことね。」
それなら最初からそうと…やっぱなんでもない
一瞬鬼のようになった彼女を俺は見逃さなかった。これ以上は言ってはいけないことを悟り、真面目に考える。そうなるとやはり物を作り出す系統が良いのではないか。と、なると創造魔法とかどうだろうか。
「じゃぁ、『魔力を使用してあらゆる物を作り出す』って言う設定で良い?」
素材を使用すると消費魔力が減るっていうのを追加してもらえると…
「はぁ、じゃぁ付け足しとくわよ。それじゃ、良き第二の人生を」
更新は不定期ですが来週までに1話投稿したいとは考えています




