表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/127

番外編 新年の抱負(一万PV突破記念)  

※メタ発言多めですので、苦手な方はとばしてください。(本編とは直接関係しません)


 いやぁ……とりあえず、2020年、あけましておめでとうございます。


 そして……っ!


「「一万PVありがとう!!!」」 パフパフー!!



「ねぇ、雪ちゃん先輩……、それってすごいの?」


 小首を傾げながら、ちろるは少し作者の耳が痛くなる質問をしてきた。


「おい、ちろるん……。それは……、正直のところ……下の中くらいか? いや、もっと下かな……。でもほら、作者曰く後からすごく面白くなるって……。」


「それって、底辺作家があらすじによく書いてる言葉って聞きますけど……」


「ちろるん、もうその辺にしてあげてやれよ……作者がやる気なくすから。完結する前に、途中でドロンしちゃうから。」


 困り顔になる俺の背後から、除夜の鐘のような神聖な響きを伴った美声が聞こえてきた。


「暗い顔してどうしたの……雪くん? おめでたいことだよ。だから一緒にお祝いしよ?」


「か、神崎さん……!?」


「ちょっと、雪ちゃん先輩……動揺しすぎじゃない?」


 ちろるんから圧の強いじれっとした視線を感じる。


「いや、これは違うぞ……。いきなり番外編って言われても、何していいかわからなくて動揺してるだけだ。」


「ふ~ん、まぁ……別にいいですけど。でも、確かに正直、何していいかわからないですよね。」


 何をすればいいかわからず、頭を抱える俺とちろるに、神崎さんは天使の啓示のような妙案を提示してくれた。


「あ、ねぇねぇ。せっかく年も明けたばかりだし、2020年の抱負を発表したらいいんじゃないかな?」


「おおっ! それいいね。さすが神崎さんは賢いね。」


「えへへ~。あんまり褒められると照れちゃうけど……、ありがとうね。」


 うわっ、神崎さんの笑顔が眩しくて直視できない。元日の初日の出よりもきっと御利益があるに違いない。


 そんなやりとりを見て、「むむっ……」っとちろるは小さく唸った。


「出たな……楽天カードマンっ!」


「っ誰が、川平慈英ですかっ!」


 そんな俺とちろるのやりとりを見て、「仲いいねぇ~二人とも~。」と思わず甘えたくなるお姉さんボイスが聞こえてきた。


「弟くん、あけましておめでとう!」

「あけましておめでとうございます! 言葉おね……先輩!」


「……言葉おね?」


 ちろるんが何か引っかかるような顔をしたが、話が進まないので無視することにした。


「おい、仮にも主人公だろう。お前がしっかり進めないと駄目だろ。」


「っげ! ……姉貴もいんのかよ。」


 言葉先輩の背後には、泣く子も黙る生徒会長……青葉吹雪が仁王立ちで立っていた。


「可愛い妹もいるよ~ん! あけおめ、ことよろ、まじ卍!」


 さらに姉貴の後ろからは、可愛い妹である風花がぴょこっと跳びだして来た。


「おお、風花か。あけましておめでとう。今年もよろしく。まじ卍!」


 随分と賑やかになってきた。これ以上ほっておくと、その内に月山をはじめとしたサッカー部やら、クラス委員長をはじめとした一組連中、芝山さんから色々と出かねない。そうなるともう、完全に収集がつかなくなってしまう。


 俺は天使(神崎さん)の啓示にあった通り、2020年の抱負を発表するコーナーを進めることにした。


「はい! っでは、今年の抱負を一人ずる発表してもらいます。」




 以下、それぞれの掲げる今年の抱負である。



・青葉雪………「自分の気持ちをはっきりと見定める。あと部活がんばる。」


・桜木ちろる…「雪ちゃん先輩が、私にデレデレに惚れますようにっ!」


・神崎若葉……「フルートの練習がんばる! あとスキップもできるようになる!」


・青葉吹雪……「生徒会長としての責務を全うする。あと弟の人格を矯正する。」


・青葉風花……「とりあえず楽しいことがいっぱいあったらいいな~。」


・宮本言葉……「弟くんと、吹雪ちゃんがもっと仲良しになれるようサポートする。」



 若干名、抱負の意味をよくわかってない人がいるようですが、まぁ大目に見てあげてください。本年度もコツコツ投稿していきますので、よろしくお願いします。(よければ、評価やコメント頂けると励みになります)


 新年が皆様にとって、素敵な一年になるようお祈り申し上げます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ