彼らの出発点
眠れなかったので投稿。個人的にはいい感じに書けたんじゃないかと思います。
深夜テンションは怖い(確信)。
ー暗闇に光が生まれた。
ー光は一気に強くなり、視界を覆う。
ーそして大きな大陸を照らし出す。
ー剣を振るう人間の騎士。
ー杖を構え、詠唱をするエルフの術師。
ー斧を振りかぶるドワーフの戦士。
ー己の拳でもって魔物を打ち砕く獣人の拳士。
ー手に持った小剣で切りつける小人族のシーフ。
ー大きな大剣を構える魔族の剣士。
ー細身の長剣と盾を構え、祈りを捧げる天使族の剣士。
ー他にも様々な種族や種類の者達が並び、視点は空に向かう。
ーそこには【Freedom Frontier Online】の文字が輝き、そしてゆっくりとブラックアウトする。
ー終わったかのように見えた画面だったが、淡い光がほのかに画面を照らす。
ーゆっくりとそれに近づいてゆくと、それがランタンであることが分かる。
ーそして、1つ、また一つ、とランタンに明かりが灯り、その場所の全容が明らかになる。
ーそれは一つの都市であった。
ーだが、その都市は余りにも歪でどこかおぞましい空気を生み出していた。
ー空には太陽も月もなく、あたりを照らすのはランタンの淡い光のみ。
ーランタンに照らされて、中央の塔へと祈りを捧げる住民の姿が浮かび上がる。
ーそれは異形、背中からいくつもの爪を持つ腕や、山犬に似た頭を持つ顎などが飛び出しており、その手には捻れたような刀身の直剣を持つ。
ー周りを巡回しているのだろう騎士もまた異形であった。
ー身の丈を遥かに越す特大剣を持ちながらも何でもないかのように歩く。
ー当然その背には異様に長い腕や牙だらけの顎、刀身で出来た羽や棘だらけの尾などが飛び出ており、更に左腕は大きく、太い化け物の様な腕であった。
ーそして画面は再びブラックアウトし、ただ一言、祈りの言葉が紡がれる。
ー我ら忌み人は待ち続ける。我らが王の戻る時を。
そして画面は完全に沈黙する。
公式PVより抜粋
本編まではもう少しかかります。
具体的には掲示板と運営の反応回を書き終えたら本番です。
と、遠い・・・。