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最後の手紙  作者: 白鳥 真一郎
第2章  ~文通~
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43/59

43 ~もうすぐ中学生~


◆


 もうすぐ中学生だ。


 中学生になっても発明を続けていこう。誰かに命令されて生きるのではなく、自分が自分の人生を生きる。誰かの評価をあてにするのではなくて、自分で自分を評価しよう。


 自己満足かもしれない。けれど、自己満足すらできない生き方なんてきっとつまらないと思うんだ。


 中学生になっても自分の興味のあることをして生きよう。アオイもきっと同じ気持ちなんだと思う。


 春休みにはアオイが絵を描きにくる。とってもワクワクする。場所はもう決めている。

 



【アオイへ


 絵を描く場所は決めたよ。


 吉野川の堤防から鉄橋が見えるところなんだ。きっと気に入ってもらえると思う。


 きれいな流れも見える所だ。もちろん一日中描けるからね。


 それじゃあ、楽しみに待っている。駅に迎えに行く。アオイに会えると思うとドキドキする。


           三月七日 ユウキより      】




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