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最後の手紙  作者: 白鳥 真一郎
第2章  ~文通~
30/59

30 ~お医者さん? ~


 私がお医者さん? 


 ユウキはいったい何を考えているのかしら。私は血を見て驚くことはないけれど、お医者さんてとっても忙しいのよ。仕事の合間に絵を描くなんてとてもできそうにない。


 医学をやってから絵を描いてもいいんじゃないかって? 


 確かに、私はお医者さんと同じようにみんなが幸せになってほしいと願っている。


 でも、うぬぼれているのかもしれないけど、私の絵には人を幸せにする力があると思うの。


 うーん、逆に言うと、私は絵を描くことでしか人を幸せにできない、と思い込んでいるのかもしれない。


 本当にそうなのだろうか。本当に私は絵でしか人を幸せにすることができないのだろうか。もっと他の方法で人を幸せにできることがあるのだろうか、この私に。絵以外に……。


 私はどう生きていけばいいんだろう。だんだんわからなくなってきた。お母さんの言うとおり中学受験して一生懸命勉強していい大学へ入って立派な資格を取った方がいいのかな。それが本当の私なのかな。私が知らない私が、私の中にいるのかな。


 私って何だろう。本当の私って、誰なんだろう。誰かが私の本当の姿を知っているのだろうか。もしそうだとしたら教えて欲しい。私が誰なのかを。



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