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最後の手紙  作者: 白鳥 真一郎
第2章  ~文通~
19/59

19 ~愛情~


 ガラクタとはねえ。きついなあ。まだまだ僕の発明は突き抜けてないのかなあ。


 でも、アオイはすごい。『クラスの幸せを決めるのがハヤシ君』か。そうか。本当にそのとおりかもしれない。


 ハヤシ君が幸せでない限り僕たちは幸せではない。単純なことなのだ。早速ムー君に聞かせてやろう。


 アオイが書いているとおり、僕が今なんにも作ることができないのは、もしかしたら別のものを作っているからなのかもしれない。それは、きっと幸せなクラスというものなのだ。クラスの全員が、ここにいてよかった、と思えるようなクラス。いいな、そんなクラスができたら。


 合宿の班が決まった。ムー君が班長で僕も同じ班だ。というか、ハヤシ君と彼を守るメンバーが同じ班になった。これはきっと担任のヤマダ先生の配慮だろう。


 いよいよ明日から二泊三日で合宿が始まる。準備は整っている。おやつもちゃんと買ってある。初日はオリエンテーリング、二日目は登山とキャンプファイヤー、三日目は飯ごう炊さんをする予定だ。


 アオイが僕を描いた絵の写真を見る。アオイの愛情がいっぱい感じられる、そんな絵だ。アオイは天才かもしれないなあ。


 そういえば、このまえミカちゃんたちとテニスをした。鴨島運動公園にはテニスコートがある。ミカちゃんとその仲間たちはここでよくテニスをしているらしい。ミカちゃんに誘われたのだ。僕にとっては大事件だった。クラスで一番かわいいミカちゃんに「ユウキ君、待ってるから絶対来てね」声をかけられたのだから。



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